イベント終了しました
バリー・ユアグロー×柴田元幸×川上弘美
「陽気な幽霊たちがいる町で」
バリー・ユアグロー著/柴田元幸訳『東京ゴースト・シティ』刊行記念イベント
日本でも25年以上読み継がれているロングセラー『一人の男が飛行機から飛び降りる』をはじめ、シュールで悪夢のようでしかも笑える超短篇で知られるバリー・ユアグローさん。
日本文化に深い愛情を抱くユアグローさんの新作『東京ゴースト・シティ』は、五輪とコロナに揺れる大都市で、太宰治、三島由紀夫、植木等、黒澤明(さらには北野武や大谷翔平も!?)たちの陽気で騒がしい幽霊が飛び跳ねる、東京への偏愛に満ちあふれた連作奇譚集です。
本作の刊行記念イベントには、スペシャルゲストで川上弘美さんがご登壇! 小説『このあたりの人たち』に魅せられたユアグローさんのたっての願いで、川上さんには『東京ゴースト・シティ』に推薦文を寄せていただきました。 長年ユアグロー文学を翻訳してきた盟友の柴田元幸さんも交え、NY―東京を結んでの 超豪華オンライン・イベントが実現します!
また、ユアグローさん、柴田さんによる『東京ゴースト・シティ』原文と翻訳の朗読、川上さんによる最新エッセイ(ユアグローさんも登場します)の朗読もあり!
2021年を締めくくるにふさわしい貴重なイベントに、ぜひご参加ください!
開催日時 | 2021年12月21日(火)19:30~20:45(19:15受付開始) |
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会場 | 新潮社 オンラインイベント |
問い合わせ先 | 新潮社出版部 E-mail:shincho.event@gmail.com |
URL | 詳細はこちらをご覧ください |
備考 | 〈チケット情報〉 (1)イベント参加+アーカイブ配信チケット/1,500円 (2)【神楽坂ブック倶楽部会員限定】イベント参加+アーカイブ配信チケット/1,300円 *こちらのイベントはZoomのウェビナー機能を使ってのライブ配信になります。ご参加いただくには、インターネットに接続したパソコンやタブレット端末、スマートフォンが必要になります。Zoomによるオンライン配信については、上記URLのページから「こちらの注意事項」を必ずお読みください。 |
著者紹介
バリー・ユアグローYourgrau,Barry
南アフリカ生まれ、10歳のときアメリカへ移住した。『一人の男が飛行機から飛び降りる』『たちの悪い話』『ケータイ・ストーリーズ』(いずれも柴田元幸訳、新潮社刊)など、詩的で白日夢のごとき超短篇で知られる。2021年9月現在はニューヨーク市クイーンズ区ジャクソン・ハイツ在住。当地での苛烈なコロナ禍の体験が、前作『ボッティチェリ 疫病の時代の寓話』(2020年、柴田訳でignition gallery刊)および『東京ゴースト・シティ』に活かされている。
柴田元幸シバタ・モトユキ
1954年、東京生れ。米文学者・東京大学名誉教授。翻訳家。アメリカ文学専攻。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞受賞。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞受賞。トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。アメリカ現代作家を精力的に翻訳するほか、『ケンブリッジ・サーカス』『翻訳教室』など著書多数。文芸誌「Monkey」の責任編集を務める。
川上弘美カワカミ・ヒロミ
1958(昭和33)年、東京都生れ。1994(平成6)年「神様」で第一回パスカル短篇文学新人賞を受賞。1996年「蛇を踏む」で芥川賞、1999年『神様』でドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、2007年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、2015年『水声』で読売文学賞、2016年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。その他の作品に『椰子・椰子』『おめでとう』『ニシノユキヒコの恋と冒険』『古道具 中野商店』『夜の公園』『ざらざら』『パスタマシーンの幽霊』『機嫌のいい犬』『なめらかで熱くて甘苦しくて』『猫を拾いに』『ぼくの死体をよろしくたのむ』『某』『三度目の恋』などがある。