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石井光太×杉山春「虐待する親は特別か。〜杉山春さんに石井光太と『新潮45』が聞く」

石井光太さん×杉山春さん トークイベント

石井光太×杉山春「虐待する親は特別か。〜杉山春さんに石井光太と『新潮45』が聞く」

石井光太さんの『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』は『新潮45』で連載、単行本として弊社より好評発売中です。

次男をウサギ用ケージに監禁、窒息死させ、次女は首輪で拘束した夫婦。電気も水も止まった一室で餓死させた父親。奔放な性生活の末に嬰児2人の命を奪い、遺体を屋根裏へと隠す母親。
子供を殺す親たちのいずれもが「愛していたのに殺した」と言います。この親たちについて、3代前まで生育歴をさかのぼり、家庭という密室で殺される子供達を追ったノンフィクション作品です。

平成26年度、相談件数は過去最多の88931件、亡くなった人数は69人です。また、「児童虐待」は、とひと言でいっても、ネグレクト、身体的虐待、精神的虐待、性的虐待、ほかに嬰児殺しも含まれ……といくつもの側面があります。
そこで今回は、『ネグレクト 育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだのか』『ルポ 虐待 大阪二児置き去り死事件』などの著書がある、ノンフィクション作家の杉山春さんに、石井光太さんが現状をうかがいつつ、取り上げた事件のその後を語り合います。

開催日時 2017年1月20日(金)20:00〜22:00(19:00開場)
会場 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 1500yen + 1 drink order

著者紹介

石井光太イシイ・コウタ

1977年、東京都生まれ。海外の最深部に分け入り、その体験を元に『物乞う仏陀』を上梓。斬新な視点と精密な取材、そして読み応えのある筆致でたちまち人気ノンフィクション作家に。近年はノンフィクションだけでなく、小説、児童書、写真集、漫画原作、シナリオなども発表している。主な作品に『絶対貧困』『遺体』『43回の殺意』『「鬼畜」の家』『近親殺人』『こどもホスピスの奇跡』(いずれも新潮社)『本当の貧困の話をしよう』『ルポ 誰が国語力を殺すのか』(ともに文藝春秋)『教育虐待 ─子供を壊す「教育熱心」な親たち』(ハヤカワ新書)など。

杉山春スギヤマ・ハル

1958年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。これまで、子育てや親子問題、あるいは子殺しなどをテーマに取材・執筆をしてきた。著書に、『満州女塾』(新潮社)、『ネグレクト 育児放棄―真奈ちゃんはなぜ死んだか―』(小学館。第十一回小学館ノンフィクション大賞受賞作)などがある。