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芸術新潮プレゼント【1】
「下村観山展」(東京)のチケット

芸術新潮 2026年2月号
今月のプレゼント【1】

「下村観山展」(東京)のチケットを5組10名様にプレゼント!

*画像の無断転載を禁じます。

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下村観山《獅子図屏風》 1918年(大正7) 水野美術館蔵
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下村観山《ディオゲネス》 1903~05年頃 大英博物館蔵
©The Trustees of the British Museum
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下村観山《弱法師》 1915年(大正4) 重要文化財 東京国立博物館蔵
Image: TNM Image Archives
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下村観山《魚籃観音》 1928年(昭和3) 西中山 妙福寺蔵
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下村観山《不動尊》 1925年(大正14)大倉集古館蔵

 日本画家・下村観山(1873~1930)の、関東では13年ぶりとなる大回顧展が東京国立近代美術館で開催される。

 近代日本画の黎明期に橋本雅邦に師事し、東京美術学校第一期生として狩野派、大和絵、琳派、中国絵画などの伝統技法を徹底的に学んだ観山は、さらに1903年(明治36)には日本画家では初めての文部省留学生としてイギリスに留学。西洋絵画の遠近法や陰影表現も自家薬籠中のものとし、まさに和魂洋才というべき独自の画境を切り拓いた。

 観山留学中の作で、古代ギリシアの哲学者を描いた《ディオゲネス》は、今回、所蔵元の大英博物館より初めて里帰りを果たす。陰影をつけた彫りの深い風貌はまごうことなき西洋人だが、簡素な墨線で表された衣はまるで禅画のそれのようだ。また、《モナ・リザ》の顔にそっくりなことで物議を醸した《魚籃観音》は、一度見たら忘れられない強烈な作品である。

 そして観山といえば、なんといっても六曲一双屏風の《弱法師》だろう。重要文化財にも指定されている代表作で、モティーフは同題の謡曲。他人の讒言により父親によって家を放逐された俊徳丸が盲目となって諸国をめぐるうち、そうとは知らずに父と再会を果たす──そのクライマックスシーンを描く。日想観にっそうかん(日没の太陽を拝み、西方浄土を想う瞑想法)を行う俊徳丸の表情、またその繊細な筆遣いに注目したい。

 観山は紀州徳川家に代々仕える能楽師の家に生まれ、ほかにも能を主題とした作品を手がけている。今展では、能「熊野」や仕舞「枕慈童」に取材した作品も出品されるほか、展覧会とのコラボレーション企画として、国立能楽堂では4月に観山が絵の題材にした演目を特集。観山芸術の背景にある物語と美意識を、より立体的に味わえるはずだ。

以下の応募フォームにてご応募下さい。
チケットの発送をもって当選者の発表に代えさせていただきます。

プレゼント番号【1】
下村観山展

[会場]東京国立近代美術館(竹橋)
[会期]3月17日~5月10日
[休館日]月曜日(ただし3月30日、5月4日は開館)
[開館時間]10:00~17:00(金土は~20:00)*入館は閉館の30分前まで
[当日料金]一般2000円、大学生1200円、高校生700円
[詳細] https://art.nikkei.com/kanzan/
[応募締切]2月24日(火)

[巡回]5月30日~7月20日 和歌山県立近代美術館

※展覧会の会期等は変更になる可能性があります。展覧会公式サイトで最新情報をご確認の上お出かけ下さい。

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