イベント終了しました
新潮社海外文学の集い 柴田元幸×藤井光「2017年のポール・オースター」
ポール・オースター著『冬の日誌』『内面からの報告書』刊行記念
新潮社海外文学の集い 柴田元幸×藤井光「2017年のポール・オースター」
ポール・オースターの2冊の新刊『冬の日誌』『内面からの報告書』は、『孤独の発明』以来およそ30年ぶりとなる回想録です。オースターはなぜいまこの時期に、2冊も回想録を書くことになったのでしょうか?
トランプ大統領就任で揺れるアメリカの政治・社会情勢も参照しながら、最近のポール・オースターの活動と作品について、訳者の柴田元幸さんと、翻訳家でアメリカ文学研究者の藤井光さんにたっぷりお話しいただきます。
30年近くにわたってオースターの作品を翻訳し続けてきた柴田さんと、学生時代に卒業論文でオースターを取り上げたという藤井さん。オースター作品との出会いについて、そしてそれぞれのお気に入りの一節についても聴かせていただけそうです。
ラカグでは、「新潮社海外文学の集い」と称し、今後も海外文学についてのイベントを開催していく予定です。記念すべき第1回となるこの会は、特別価格でお聴きいただきたいと思います。
またとない機会を、どうぞお見逃しなく!
開催日時 | 2017年4月19日(水)19:00〜20:30(受付開始18:30) |
---|---|
会場 | la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko 東京都新宿区矢来町67 (東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ) |
問い合わせ先 | 新潮社ラカグ室 fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp |
URL | 詳細はこちらをご覧ください。 |
備考 | ■1,000円/自由席(ドリンク込) ※トーク終了後、柴田さん、藤井さんによるサイン会を行います。書籍は会場でも販売いたします。なお時間の都合上、サインをしていただくのはご登壇者お一人につき1冊とさせていただきます。あらかじめご了承ください。 ※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。 ※開場は開演の30分前です。 |
著者紹介
柴田元幸シバタ・モトユキ
1954年、東京生まれ。米文学者・東京大学名誉教授。翻訳家。文芸誌「MONKEY」編集長。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。翻訳の業績により、早稲田大学坪内逍遙大賞受賞。現代アメリカ文学を中心に訳書多数。
藤井光フジイ・ヒカル
1980年大阪生れ。同志社大学教授。訳書にテア・オブレヒト『タイガーズ・ワイフ』、セス・フリード『大いなる不満』、ダニエル・アラルコン『夜、僕らは輪になって歩く』、レベッカ・マカーイ『戦時の音楽』等。2017年、アンソニー・ドーア『すべての見えない光』で日本翻訳大賞を受賞。著書に『ターミナルから荒れ地へ』『21世紀×アメリカ小説×翻訳演習』等がある。