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服部文祥×石川直樹「表現の野性、紙上の冒険―この地球でサバイバルすること」
『息子と狩猟に』(服部文祥著)刊行記念イベント
服部文祥×石川直樹「表現の野性、紙上の冒険―この地球でサバイバルすること」
文明の利器に頼らず自らの野性の力のみで山に入る「サバイバル登山」というオリジナルなスタイルを貫く服部文祥氏が、初の小説集『息子と狩猟に』を刊行します。登山とともに実践してきた狩猟の経験を活かした表題作のほか、危険度はエベレストをしのぐと言われる世界第二位の高峰への登頂という自身の経験を元に描いた作品「K2」を収めた野心作です。
この刊行を記念し、写真家として活躍する石川直樹氏と対談していただくことになりました。世界中を旅してきた石川氏も、エベレストをはじめとするヒマラヤの8000m級の山々に毎年のように挑戦、その過程をカメラに収め、文章に残してきました。
互いの冒険についてよき理解者でもある二人の対話は、冒険することと表現することの往還を巡る刺激的な内容になるでしょう。その生き方が多くの注目を集める二人のトークにご期待ください。
〈プロフィール〉
■服部文祥(はっとり・ぶんしょう)
登山家・作家。1969年神奈川県生れ。東京都立大学フランス文学科卒。大学時代からオールラウンドに登山を実践し、96年にカラコルム・K2登頂、国内では剱岳八ッ峰北面、黒部別山や薬師岳東面の初登攀など、国内外に複数の登山記録がある。99年から長期山行に装備を極力持ち込まず、食糧を現地調達する「サバイバル登山」と自ら名付けた登山をはじめる。著書に『サバイバル登山家』『増補 サバイバル!』『狩猟サバイバル』『ツンドラ・サバイバル』『アーバンサバイバル入門』などがある。
■石川直樹(いしかわ・なおき)
写真家。1977年東京都生れ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。二十代前半からデナリやエベレストなどの高峰に登る。人類学、民俗学などに関心を接続させ、世界中を旅しながら作品を発表し続けている。写真集『NEW DIMENSION』で講談社出版文化賞受賞。『CORONA』で土門拳賞を受賞。他に『最後の冒険家』(開高健ノンフィクション賞)など。また、ヒマラヤの八千メートル峰を撮影したシリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』『K2』がある。近著に『ぼくの道具』など。
開催日時 | 2017年7月10日(月) 19:00〜20:30(受付開始18:30) |
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会場 | la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko 東京都新宿区矢来町67 (東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ) |
問い合わせ先 | 新潮社ラカグ室 fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp |
URL | 詳細はこちらをご覧ください。 |
備考 | ■2,000円/自由席 ■1,800円/自由席(神楽坂ブック倶楽部会員限定) ※トーク終了後、服部文祥さん、石川直樹さんのご著書へのサイン会を予定しております。書籍は会場でも販売いたします。なお、時間の都合上、サインは一著者につき、お一人様1冊とさせていただきます。予めご了承ください。 ※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。 ※開場は開演の30分前です。 |
著者紹介
服部文祥ハットリ・ブンショウ
1969(昭和44)年神奈川県生れ。学生時代はワンダーフォーゲル部所属。1996(平成8)年から山岳雑誌「岳人」編集部に参加。K2登頂など、オールラウンドな登山を経験したあと、装備を切りつめ食糧を現地調達するサバイバル登山をはじめる。それらの山行記に、『サバイバル登山家』『狩猟サバイバル』『サバイバル!』『アーバンサバイバル入門』などがある。