狂気の前夜。著者の自負と焦燥を色濃く投影した秀作十三篇を収録。

戯作三昧・一塊の土(新潮文庫)
473円(希望小売価格)
配信開始日:2024/07/12
- 電子書籍
- 文庫あり
江戸末期の市井の風俗の中で、芸術至上主義の境地を生きた馬琴に、自己の思想や問題を託した「戯作三昧」、仇討ちを果した赤穂浪士の心理に新しい照明をあてて話題を呼んだ「或日の大石内蔵之助」などの“江戸期もの”。闇空に突然きらめいて、たちまち消えてゆく花火のような人生を描いた「舞踏会」などの“明治開化期もの”。ほかに本格的な写実小説「秋」など、現代に材料をとった佳作を網羅した。(解説・中村真一郎)
書誌情報
読み仮名 | ゲサクザンマイイッカイノツチシンチョウブンコ |
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発行形態 | 電子書籍 |
電子書籍 価格 | 473円 |
電子書籍 配信開始日 | 2024/07/12 |