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マリオ・バルガス=リョサ

Vargas-Llosa,Mario

著者プロフィール

1936年ペルー南部のアレキーパに生れた。1958年サン・マルコス大学卒業。1959年短篇集『ボスたち』、1963年『都会と犬ども』を出版、一躍脚光を浴びる。1966年、ペルー社会の複層性そのままに多様な人物群が交錯し乱舞する人間模様の壮大なる交響を、前衛的な手法を駆使して濃密に描いた大作『緑の家』が内外より絶讃され、ラテンアメリカ文学ブームの担い手の一人となる。1981年長篇歴史小説『世界終末戦争』など重厚な作品のほか、推理小説やポルノ小説風といった芸風の広がりを感じさせる作品も発表している。『ある神殺しの歴史』でG=マルケス論、『果てしなき饗宴』で〈ボヴァリー夫人〉論など本格的評論のほかエッセイ、ルポルタージュ、戯曲などがある。1993年回想録『水を得た魚』、1997年『ドン・リゴベルトの手帖』(邦訳『官能の夢』)、2000年『山羊の宴』、2010年『ケルト人の夢』。目下、プリンストン大学客員教授としてニューヨークに滞在中。2010年ノーベル文学賞受賞。スウェーデン・アカデミーが発表した授賞理由は以下のとおり――「権力の構造の見取り図を描き、個人の抵抗、反乱、敗北の姿を鋭く表現した」。

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