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ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―

村上春樹/著

1,155円(税込)

発売日:1997/09/30

  • 文庫
  • 電子書籍あり

村上作品のめざましい進歩だ。大胆かつ寛容さに満ちた作品。(The New York Times Book Review)

僕の考えていることが本当に正しいかどうか、わからない。でもこの場所にいる僕はそれに勝たなくてはならない。これは僕にとっての戦争なのだ。「今度はどこにも逃げないよ」と僕はクミコに言った。「僕は君を連れて帰る」僕はグラスを下に置き、毛糸の帽子を頭にかぶり、脚にはさんでいたバットを手に取った。そしてゆっくりとドアに向かった。(本文より)

  • 受賞
    第47回 読売文学賞 小説賞
  • 舞台化
    舞台「ねじまき鳥クロニクル」(2023年11月公演)
  • 舞台化
    ねじまき鳥クロニクル(2020年2月公演)

書誌情報

読み仮名 ネジマキドリクロニクルダイサンブトリサシオトコヘン
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 608ページ
ISBN 978-4-10-100143-2
C-CODE 0193
整理番号 む-5-13
ジャンル 文芸作品
定価 1,155円
電子書籍 価格 1,045円
電子書籍 配信開始日 2020/12/18

著者プロフィール

村上春樹

ムラカミ・ハルキ

1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1979年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『スプートニクの恋人』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、『騎士団長殺し』、『街とその不確かな壁』などがある。『螢・納屋を焼く・その他の短編』、『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、翻訳書など著書多数。2006(平成18)フランツ・カフカ賞、オコナー国際短編賞、2009年エルサレム賞、2011年カタルーニャ国際賞、2016年アンデルセン文学賞、2022(令和4)年チノ・デルドゥカ世界賞を受賞。

村上春樹 Haruki Murakami 新潮社公式サイト

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