二百十日・野分
506円（税込）
発売日：1976/08/03
- 文庫
俗な世相を痛烈に批判し、非人情の世界から人情の世界への転機を示す「二百十日」、その思想をさらに深く発展させた「野分」を収録。
書誌情報
| 読み仮名 | ニヒャクトオカノワキ |
|---|---|
| シリーズ名 | 新潮文庫 |
| 発行形態 | 文庫 |
| 判型 | 新潮文庫 |
| 頁数 | 320ページ |
| ISBN | 978-4-10-101016-8 |
| C-CODE | 0193 |
| 整理番号 | な-1-16 |
| ジャンル | 文芸作品 |
| 定価 | 506円 |
著者プロフィール
夏目漱石
ナツメ・ソウセキ
（1867-1916）1867（慶応3）年、江戸牛込馬場下（現在の新宿区喜久井町）に生れる。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学した。留学中は極度の神経症に悩まされたという。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905（明治38）年、『吾輩は猫である』を発表し大評判となる。翌年には『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、東大を辞し、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。
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