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悪徳もまた

宇野千代/著

572円(税込)

発売日:2026/08/28

  • 文庫

岩国での少女時代、数多の恋愛。結婚、倒産、出会った人びと。宇野千代の人生いろいろ。

理不尽な父に抵抗する気持ちすら知らないまま成長した故郷・岩国の暮し。村の学校の教員時代。情熱実らぬ初めての失恋。画家・東郷青児との同棲を経て、10歳下の作家・北原武夫との結婚。雑誌編集ときものデザイン、事業倒産。離婚届に判を押し、北原を見送ったときの心象風景──。まるで私小説のように人生の節目節目を描いた手記四編。華やかに時代を駆け抜けた宇野千代の人生いろいろ。

書誌情報

読み仮名 アクトクモマタ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 176ページ
ISBN 978-4-10-102705-0
C-CODE 0193
整理番号 う-1-3
定価 572円

著者プロフィール

宇野千代

ウノ・チヨ

(1897-1996)1897(明治30)年、山口県岩国生れ。岩国高等女学校卒業。1921(大正10)年、短編「脂粉の顔」が「時事新報」の懸賞小説で一等に当選。尾崎士郎、東郷青児らと結婚や同棲をしたが、ビジネス・パートナーともなった北原武夫との結婚は1939(昭和14)年から25年つづいた。「おはん」で1957年に野間文芸賞、1958年に女流文学者賞。1982年「透徹した文体で情念の世界を凝視しつづける強靭な作家精神」によって菊池寛賞を受賞。著書に『色ざんげ』『風の音』『雨の音』など多数。1996(平成8)年急性肺炎で死去。享年98。

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