ホーム > 書籍詳細:「おかえり」と言える、その日まで─山岳遭難捜索の現場から─

「おかえり」と言える、その日まで─山岳遭難捜索の現場から─

中村富士美/著

572円(税込)

発売日:2025/12/23

  • 文庫

せめて最後のお別れを。プロファイリングで山岳遭難者を捜索する推理小説のような実話。

ちょっとした山歩きのはずだったのに、大切な人が帰ってこない。迷子、怪我、天候変化。いつだって「たったそれだけのこと」で遭難は起きる。せめて最後のお別れがしたいと願う家族のため、著者は行方不明者を捜しに山に登る。遭難者目線で行方を推理するため家族から本人の性格や職業、趣味、思考の癖を詳細に聞き取る。入念なプロファイリングで消えた足跡を追う、驚きに満ちた六つの実話。

書誌情報

読み仮名 オカエリトイエルソノヒマデサンガクソウナンソウサクノゲンバカラ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 176ページ
ISBN 978-4-10-106541-0
C-CODE 0195
整理番号 な-115-1
ジャンル 文学・評論、ノンフィクション
定価 572円

著者プロフィール

中村富士美

ナカムラ・フジミ

1978年、東京生まれ。山岳行方不明遭難者捜索活動および行方不明者家族のサポートを行う民間の山岳遭難捜索チームLiSS代表。DiMM国際山岳看護師、(一社)WMAJ(ウィルダネスメディカルアソシエイツジャパン)野外災害救急法医療アドバイザー、市立青梅総合医療センター外来看護師。遭難事故の行方不明者について、丁寧な聞き取りをしながら、家族に寄り添った捜索活動を行っている。また遭難捜索や野外救急法についての講演などの情報発信もしている。

判型違い(単行本)

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