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時間の習俗

松本清張/著

880円(税込)

発売日:1972/12/19

  • 文庫
  • 電子書籍あり

『点と線』の二人が難事件に挑む!!

神奈川県の相模湖畔で交通関係の業界紙の社長が殺された。関係者の一人だが容疑者としては一番無色なタクシー会社の専務は、殺害の数時間後、遠く九州の和布刈(めかり)神社で行われた新年の神事を見物し、カメラに収めていたという完璧すぎるアリバイに不審を持たれる――『点と線』の名コンビ三原警部補と鳥飼老刑事が試行錯誤を繰返しながら巧妙なトリックを解明してゆく本格推理長編。

書誌情報

読み仮名 ジカンノシュウゾク
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 400ページ
ISBN 978-4-10-110923-7
C-CODE 0193
整理番号 ま-1-15
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 880円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2012/08/01

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著者プロフィール

松本清張

マツモト・セイチョウ

(1909-1992)福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。

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