なぜ「星図」が開いていたか―初期ミステリ傑作集―
825円(税込)
発売日:2022/07/28
- 文庫
- 電子書籍あり
清張ミステリはここから始まった。圧倒的な出発点8編。没後30年記念出版。
ミステリには「清張以前」と「清張以後」がある――。巨匠の凄みを凝縮した初期の傑作8編。心臓麻痺で突然死した教員の机に開かれた百科事典には「星図」の項が。その意味を探る表題作のほか、清張ミステリの出発点「張込み」、新人俳優に舞い込んだ映画出演の顛末を描く「顔」、九州某県の市長急死の謎を追う「市長死す」など、誰もが持ちうる後ろ暗さや焦りを克明に描く本格推理短編集!
目次
顔
殺意
なぜ「星図」が開いていたか
反射
市長死す
張込み
声
共犯者
殺意
なぜ「星図」が開いていたか
反射
市長死す
張込み
声
共犯者
編者解説 日下三蔵
書誌情報
読み仮名 | ナゼセイズガヒライテイタカショキミステリケッサクシュウ |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
装幀 | 西口司郎/カバー装画、フィールドワーク(田中和枝)/カバー装幀 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 400ページ |
ISBN | 978-4-10-110977-0 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | ま-1-71 |
ジャンル | 文学・評論 |
定価 | 825円 |
電子書籍 価格 | 781円 |
電子書籍 配信開始日 | 2022/07/28 |
著者プロフィール
松本清張
マツモト・セイチョウ
(1909-1992)福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。
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