ホーム > 書籍詳細:母の味、だいたい伝授

母の味、だいたい伝授

阿川佐和子/著

649円(税込)

発売日:2025/10/29

  • 文庫

クリームコロッケに鶏飯。思い出の母の味。ま、「だいたい」で再現してみますか。

カレーパーティーの数ヶ月後、母は帰らぬ人となった。おいしいと言ってくれたのに。クリームコロッケ、オックステールシチュー、鶏飯……母の味は「だいたいこんな感じ?」にしか再現できないけど、それも伝授の妙味かな。ミイラ食材を同居人に食べさせて動向を静かに見守ったりもする。少々危険かもしれないけど大丈夫。ま、生きているしね。食欲と好奇心と笑いに満ちた日々を綴るエッセイ。

書誌情報

読み仮名 ハハノアジダイタイデンジュ
シリーズ名 新潮文庫
雑誌から生まれた本 から生まれた本
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 256ページ
ISBN 978-4-10-118460-9
C-CODE 0195
整理番号 あ-50-10
定価 649円

著者プロフィール

阿川佐和子

アガワ・サワコ

1953(昭和28)年東京生れ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。その他の著書に『スープ・オペラ』『うから はらから』『ギョットちゃんの冒険』『聞く力』『叱られる力』などがある。

関連書籍

判型違い(単行本)

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

阿川佐和子
登録

書籍の分類