
エンジェル エンジェル エンジェル
539円(税込)
発売日:2004/02/28
- 文庫
- 電子書籍あり
わたしはひどいことをしました。神さまはわたしたちをおゆるしになるでしょうか――。
コウコは、寝たきりに近いおばあちゃんの深夜のトイレ当番を引き受けることで熱帯魚を飼うのを許された。夜、水槽のある部屋で、おばあちゃんは不思議な反応を見せ、少女のような表情でコウコと話をするようになる。ある日、熱帯魚の水槽を見守る二人が目にしたものは――なぜ、こんなむごいことに。コウコの嘆きが、おばあちゃんの胸奥に眠る少女時代の切ない記憶を呼び起こす……。
書誌情報
| 読み仮名 | エンジェルエンジェルエンジェル |
|---|---|
| シリーズ名 | 新潮文庫 |
| 発行形態 | 文庫、電子書籍 |
| 判型 | 新潮文庫 |
| 頁数 | 160ページ |
| ISBN | 978-4-10-125335-0 |
| C-CODE | 0193 |
| 整理番号 | な-37-5 |
| ジャンル | 文芸作品 |
| 定価 | 539円 |
| 電子書籍 価格 | 440円 |
| 電子書籍 配信開始日 | 2022/05/27 |
著者プロフィール
梨木香歩
ナシキ・カホ
1959年生まれ。小説に『丹生都比売 梨木香歩作品集』『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『裏庭』『からくりからくさ』『りかさん』『家守綺譚』『村田エフェンディ滞土録』『沼地のある森を抜けて』『ピスタチオ』『僕は、そして僕たちはどう生きるか』『雪と珊瑚と』『冬虫夏草』『海うそ』『岸辺のヤービ』など、またエッセイに『春になったら莓を摘みに』『ぐるりのこと』『渡りの足跡』『不思議な羅針盤』『エストニア紀行』『やがて満ちてくる光の』『炉辺の風おと』『ここに物語が』『歌わないキビタキ』『小さな神のいるところ』などがある。
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