
夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―
572円(税込)
発売日:2010/11/29
- 文庫
柴門ふみ氏も絶賛! そのくらい察してよ! 言ってくれなきゃわかんないよ……。「察し力」の女性脳と、「鈍感力」の男性脳。その謎が解ければ、夫婦の仲も変わるはず……。
細かな出来事をすべてことばにする妻に、まとめて話ができないのか、と眉間に皺を寄せる夫。しかし、男性に比べ、女性は感じたことが即ことばに上る脳のしくみを持っている。これは、家事や子育てをこなすために欠かせない能力。そんな違いを理解できれば、ときめきの時代を過ぎた夫婦も、お互いが愛しく思えてくるもの。脳科学とことばの研究者がパートナーたちへ贈る応援エッセイ。
目次
はじめに
夫婦の法則
女性脳からのラブレター/夫婦は旅先で喧嘩する、という法則/恋は、人生の試練である/“男の隠れ家”はなぜ必要か/夫婦の法則/ピンチをチャンスに変える法/見えないタスク/妻を新妻に変える法/夫婦は一心同体/女がキレるとき/女のおしゃべりは世界を救う/夫を立てることの効用/静かな覚悟/最後の責務/母親という生き物/男が大人になる時/夫婦の手帳/なぜ女性は昇進を拒むのか/結婚二十八年目の法則/家長の茶碗/ヒーローの時代/脳の人生学/女の道/女の一押し/「人生」の手に入れ方/真の夫婦の対話/熟年離婚の心得/どっちがいいと思う?/妻が恋に落ちたなら/夫が恋に落ちたなら
プロポーズ・アゲイン
答えようのない質問/プロポーズ・アゲイン/愛の魔法/七つの法則/リーダーの条件/自己愛の時代/じきにやるね/アルデンテのキス/さくら、さくら/冷たいことば/リーダーと呼ばれること/パートナーと呼ばれて
解説 柴門ふみ
書誌情報
読み仮名 | フウフノウオットゴコロトツマゴコロハナゼコウモアイイレナイノカ |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 240ページ |
ISBN | 978-4-10-127952-7 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | く-29-2 |
ジャンル | エッセー・随筆 |
定価 | 572円 |
著者プロフィール
黒川伊保子
クロカワ・イホコ
1959(昭和34)年、長野県生れ。奈良女子大学理学部物理学科卒。株式会社感性リサーチ代表取締役。メーカーでAI研究に携わったのち、ことばの感性の研究を始める。気持ちよいと感じることばに男女の違いがあることを発見、独自のマーケティング論を拓く。著書に、『恋愛脳』『夫婦脳』『運がいいと言われる人の脳科学』『家族脳』『成熟脳』『「話が通じない」の正体』『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』など。
関連書籍
この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。
感想を送る