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少しぐらいの嘘は大目に―向田邦子の言葉―

向田邦子/著 、碓井広義/編

605円(税込)

発売日:2021/04/01

書誌情報

読み仮名 スコシグライノウソハオオメニムコウダクニコノコトバ
装幀 田村邦男(新潮社写真部)/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-129413-1
C-CODE 0195
整理番号 む-3-21
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 605円

今なお愛される著者の全ドラマ・エッセイ・小説作品から名言をセレクト。没後40年記念。

『阿修羅のごとく』『あ・うん』『寺内貫太郎一家』……傑作ドラマの脚本家として知られ、名エッセイスト、直木賞受賞作家でもあった向田邦子。突然の飛行機事故から40年が経つにもかかわらず、今なお読み継がれ、愛されるのはなぜなのか。日本のテレビドラマ史を語らせれば右に出る者のない編者が彼女の全作品から名言・名セリフをセレクト。いつでも向田作品の世界に没入できる座右の一冊。

目次
はじめに
第一章 男と女の風景――見栄はらないような女は、女じゃないよ
1 女のはなしには省略がない――女というもの
2 男は、どんなしぐさをしても、男なのだ――男というもの
3 それじゃ、しあわせ、掴めないよ――男と女
4 恋をすると、人は正気でなくなります――恋愛とは
5 あんな声で呼ばれたこと、一度もなかった――道ならぬ恋
第二章 家族の風景――どこのうちだって、ヤブ突きゃヘビの一匹や二匹
1 結婚てのは七年じゃ駄目なのね――結婚
2 世の中、そんな綺麗ごとじゃないんだよ――夫婦
3 お父さん、謝ってるつもりなのよ――親と子
4 ヨメにゆくと姉妹は他人のはじまりか――姉と妹(弟)
5 完全な家庭というものもあるはずない――家族
第三章 生きるということ――七転八倒して迷いなさい
1 判らないところがいいんじゃないの――人間と人生と
2 物がおいしい間は、死んじゃつまりませんよ――老いと死と
3 昔の女は、忙しかったものねえ――むかしの人と暮し
4 事件の方が、人間を選ぶのである――日常という冒険
第四章 自身を語る――私を極めて現実的な欲望の強い人間です
1 それが父の詫び状であった――父と母のこと
2 昔のセーラー服は、いつも衿が光っていた――少女時代のこと
3 私は「清貧」ということばが嫌いです――「わたし」のこと
4 私の勝負服は地味である――わたしの暮し
第五章 向田邦子の「仕事」――嘘をお楽しみになりませんか?
1 楽しんでいないと、顔つきがけわしくなる――仕事とわたし
2 どれだけその人間になりきることができるか――ドラマを書く
第六章 食と猫と旅と――好きなものは好きなのだから仕方がない
1 「う」は、うまいものの略である――食
2 甘えあって暮しながら、油断は出来ない――猫
3 帰り道は旅のお釣りである――旅
おわりに
主要ドラマ一覧
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著者プロフィール

向田邦子

ムコウダ・クニコ

(1929-1981)1929(昭和4)年、東京生れ。実践女子専門学校(現実践女子大学)卒。人気TV番組「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」など数多くの脚本を執筆する。1980年『思い出トランプ』に収録の「花の名前」他2作で直木賞受賞。著書に『父の詫び状』『男どき女どき』など。1981年8月22日、台湾旅行中、飛行機事故で死去。

碓井広義

ウスイ・ヒロヨシ

1955(昭和30)年、長野県生まれ。メディア文化評論家。2020(令和2)年3月まで上智大学文学部新聞学科教授(メディア文化論)。慶應義塾大学法学部政治学科卒。千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。博士(政策研究)。1981年、テレビマンユニオンに参加、以後20年間ドキュメンタリーやドラマの制作を行う。代表作に『人間ドキュメント 夏目雅子物語』など。著書に『テレビの教科書』、『ドラマへの遺言』(倉本聰との共著)など、編著に『倉本聰の言葉――ドラマの中の名言』がある。

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