
異端の大義〔上〕
776円(税込)
発売日:2009/03/30
- 文庫
- 電子書籍あり
会社を蝕む創業者一族の血。同族経営に翻弄される大手電機メーカー社員たちの苦闘。
シリコンバレーからの帰還──。世界有数の大手電機メーカー・東洋電器産業の高見龍平は、米国の半導体開発部門撤退という大任を果たして帰国した。長い海外勤務から戻った彼の目を驚かせたのは、創業者一族とその取り巻きによる恣意と保身の横行。入社同期で一族に連なる人事本部長へ直言するが、それが仇となる。高見は、工場閉鎖という過酷なリストラ業務を命じられてしまった。
目次
第一章 帰国
第二章 暫定人事
第三章 摩擦
第四章 赴任
第二章 暫定人事
第三章 摩擦
第四章 赴任
書誌情報
読み仮名 | イタンノタイギ1 |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 544ページ |
ISBN | 978-4-10-133572-8 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | に-20-2 |
ジャンル | 経済・社会小説 |
定価 | 776円 |
電子書籍 価格 | 858円 |
電子書籍 配信開始日 | 2013/12/27 |
著者プロフィール
楡周平
ニレ・シュウヘイ
1957(昭和32)年生れ。慶應義塾大学大学院修了。1996(平成8)年、米国企業在職中に執筆した『Cの福音』が、いきなりベストセラーとなり、衝撃のデビューを飾る。翌年より執筆に専念し、以後、『Cの福音』を始めとする朝倉恭介シリーズの他、『マリア・プロジェクト』『フェイク』『再生巨流』『異端の大義』『陪審法廷』『ラスト ワン マイル』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京』『プラチナタウン』『修羅の宴』『羅針』『虚空の冠』『ドッグファイト』『バルス』『サンセット・サンライズ』など、時代を先取りしたテーマと幅広い作風で、つねに話題作を発表し続けている。
関連書籍
この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。
感想を送る