わしらは怪しい雑魚釣り隊―サバダバ サバダバ篇―
649円(税込)
発売日:2010/04/26
- 文庫
やっぱりわしらはバカだと思う。日本一めげない男たちが繰り広げる、抱腹絶倒の釣り紀行。
「やっぱりわしらはバカだと思う」。椎名隊長自らつぶやく、あの「雑魚釣り隊」が帰ってきた! 大モノ釣りのメッカ、八丈島で最少釣果(赤ちゃんアジ一匹)を記録、したたかなカワハギには餌だけ取られ……。しかし、相模湾でカツオの大量大回遊に遭遇、ついに一世一代の大勝負を迎えたのだ! 日本一めげない男たちが繰り広げる抱腹絶倒の釣り紀行。『続 怪しい雑魚釣り隊』改題。
目次
登場するひとびと
カンパチは八丈島の虚空に散った
チンポコ島奇譚――伊江島は高血圧に負けた
妄想的アサリ・ハマグリザクザク作戦
カニさんたちのありし日を偲びに
食い切れないはずのアジを一キレも食えなかったおれたち
西澤が悪い! と雑魚釣り隊の全員が言った
宮古の港の巨大雑魚
カツオがいたのはおとといまで。
烈風神津島「アジのづけ丼」死に辛作戦
わしらの船だ。「かいじん丸」秘密の進水式
春キャベツ六個怒濤の丸かじり鍋
赤ちゃんアジ一匹、八丈島でついに記録をつくった!
月夜のずでんどう。デカバラの千手観音
小笠原諸島紺碧の大勝負・芸者やおじさんみんな集まれ
小アジ、小サバ、小イワシが釣れちゃった。
相模湾カツオびゅんびゅん大騒動
疑心暗鬼のカワハギこのやろこのやろ作戦
激論。抱きたいサカナ、抱かれたくないサカナ
難敵房総。しかしやったぞアイゴ哀号編
新島未曾有の突風キャンプ。カレー六十人分の謎
特別ふろく・オサカナ対談「魚介月旦」
東海林さだお×椎名 誠
チンポコ島奇譚――伊江島は高血圧に負けた
妄想的アサリ・ハマグリザクザク作戦
カニさんたちのありし日を偲びに
食い切れないはずのアジを一キレも食えなかったおれたち
西澤が悪い! と雑魚釣り隊の全員が言った
宮古の港の巨大雑魚
カツオがいたのはおとといまで。
烈風神津島「アジのづけ丼」死に辛作戦
わしらの船だ。「かいじん丸」秘密の進水式
春キャベツ六個怒濤の丸かじり鍋
赤ちゃんアジ一匹、八丈島でついに記録をつくった!
月夜のずでんどう。デカバラの千手観音
小笠原諸島紺碧の大勝負・芸者やおじさんみんな集まれ
小アジ、小サバ、小イワシが釣れちゃった。
相模湾カツオびゅんびゅん大騒動
疑心暗鬼のカワハギこのやろこのやろ作戦
激論。抱きたいサカナ、抱かれたくないサカナ
難敵房総。しかしやったぞアイゴ哀号編
新島未曾有の突風キャンプ。カレー六十人分の謎
特別ふろく・オサカナ対談「魚介月旦」
東海林さだお×椎名 誠
あとがき
解説 竹田聡一郎
解説 竹田聡一郎
書誌情報
読み仮名 | ワシラハアヤシイザコツリタイサバダバサバダバヘン |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 384ページ |
ISBN | 978-4-10-144835-0 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | し-25-35 |
ジャンル | エッセー・随筆、釣り |
定価 | 649円 |
著者プロフィール
椎名誠
シイナ・マコト
1944(昭和19)年、東京生れ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て、作家、エッセイスト。『さらば国分寺書店のオババ』でデビューし、その後『アド・バード』(日本SF大賞)『武装島田倉庫』『銀天公社の偽月』などのSF作品、『わしらは怪しい探検隊』シリーズなどの紀行エッセイ、『犬の系譜』(吉川英治文学新人賞)『岳物語』『大きな約束』などの自伝的小説、『犬から聞いた話をしよう』『旅の窓からでっかい空をながめる』などの写真エッセイと著書多数。映画『白い馬』では、日本映画批評家大賞最優秀監督賞ほかを受賞した。
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