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わしらは怪しい雑魚釣り隊―マグロなんかが釣れちゃった篇―

椎名誠/著

605円(税込)

発売日:2012/11/28

  • 文庫

釣るアホーに、釣られるアホー……。抱腹絶倒の釣り紀行!! イカさん、タコさん、アナゴさんも釣れました。

多くの釣り人にじゃけんにされる雑魚を積極的に釣って、その無念をはらしてあげよう。そんな心意気で釣りに励んできた俺たちにも、釣魚界の王様に挑むまさかのチャンスがやってきた。沖縄・久米島から漕ぎ出した大波荒れ狂う東シナ海で、本物のマグロを釣ってしまったからさあ大変! その他、イカさん、タコさん、アナゴさん……ちゃんと雑魚も釣りました。抱腹絶倒の釣り紀行!

目次
登場するひとびと
教養遠足・鮫のおべんきょう
九十九里、春はいまだし
アヤザコ「ドキュメンタリ」の一日
鯛など釣ったらタイへんだ。
小名浜漁港、イワシの唐揚げ日和
佐渡島ヌカカ堤防の喜びと悲しみ
三浦三崎タコ騒動
秘密的キャンプ基地の退屈でない日々
海は泣いている。漂着ゴミについて考えよう
寒風突撃スミイカびゅうびゅう作戦
三浦半島〈グルグル井戸掘り〉騒動
なめんなよ。ヒラメとマゴチだ
ドライマティーニは勝浦の猫ションに負けた。
東シナ海にマグロが待っていた
夜が待てない木更津沖のアナゴ
新潟ザリガニ泥縄作戦
北海道物乞い釣り旅・虚空に散った記録的大漁
物乞い釣り旅(2)・知床半島でカタキを討った
愛と怒りの雑魚鍋の夜
月に吠えてる伊東の海賊宴会
三宅島の釣りたてムロアジに冷え冷えビール。文句ないです。
雑魚の雑文的あとがき
文庫版あとがき
解説 近藤加津哉

書誌情報

読み仮名 ワシラハアヤシイザコツリタイマグロナンカガツレチャッタヘン
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 336ページ
ISBN 978-4-10-144837-4
C-CODE 0195
整理番号 し-25-37
ジャンル エッセー・随筆、釣り
定価 605円

著者プロフィール

椎名誠

シイナ・マコト

1944(昭和19)年、東京生れ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て、作家、エッセイスト。『さらば国分寺書店のオババ』でデビューし、その後『アド・バード』(日本SF大賞)『武装島田倉庫』『銀天公社の偽月』などのSF作品、『わしらは怪しい探検隊』シリーズなどの紀行エッセイ、『犬の系譜』(吉川英治文学新人賞)『岳物語』『大きな約束』などの自伝的小説、『犬から聞いた話をしよう』『旅の窓からでっかい空をながめる』などの写真エッセイと著書多数。映画『白い馬』では、日本映画批評家大賞最優秀監督賞ほかを受賞した。

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