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妖怪博士―私立探偵 明智小五郎―

江戸川乱歩/著

506円(税込)

発売日:2017/03/01

  • 文庫
  • 電子書籍あり

幻の街、戦前の東京
その頂点に咲く悪の華。

ある春の夕暮、曲角(まがりかど)に奇妙な印を書き残す老人が向う先には一軒の洋館。そこに捕らわれていたのは、手足を縛られた美少女だった。彼女を救うため屋敷に潜入した少年探偵団員、相川泰二は帰還後、原因不明の奇行に走り、三人の仲間は行方不明に。なぜ彼らばかりが狙われるのか? 事件は天才・明智に託されたが、謎の探偵・殿村弘三の参戦により、団員は新たな渦に巻き込まれていく。

目次
奇怪な老人
美少女
蛭田博士
妖術
不思議な盗賊
B・Dバッジ
蛇屋敷
二人探偵
乞食少年
怪屋の怪
石膏像の秘密
明智はここにいる
君が犯人だ!
天井の顔
名探偵の勝利
魔法の上着
悪魔の正体
恐しい部屋
怪老人
名探偵の奇計
二十面相の魔術
物言う鎧
少年探検隊
闇の迷路
怪物
物言う怪獣
猟師と名探偵
名探偵の敗北
二十面相の最期
解説 北村薫

書誌情報

読み仮名 ヨウカイハカセシリツタンテイアケチコゴロウ
シリーズ名 新潮文庫nex
装幀 六七質/カバー装画、鈴木久美/カバーデザイン、川谷デザイン/フォーマットデザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 256ページ
ISBN 978-4-10-180092-9
C-CODE 0193
整理番号 え-3-23
ジャンル キャラクター文芸、コミックス
定価 506円
電子書籍 価格 506円
電子書籍 配信開始日 2022/01/28

著者プロフィール

江戸川乱歩

エドガワ・ランポ

(1894-1965)本名平井太郎。三重県名張市生れ。早稲田大学政経学部卒。日本における本格推理、ホラー小説の草分け。貿易会社勤務を始め、古本商、新聞記者など様々な職業をへた後、1923(大正12)年雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表して作家に。主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。1947(昭和22)年探偵作家クラブ(後の日本推理作家協会)の初代会長となり、1954年江戸川乱歩賞を設け、1957年からは雑誌「宝石」の編集にたずさわるなど、新人作家の育成に力をつくした。

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