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あなたの後ろにいるだれか―眠れぬ夜の八つの物語―

恩田陸/著 、阿部智里/著 、宇佐美まこと/著 、彩藤アザミ/著 、澤村伊智/著 、清水朔/著 、あさのあつこ/著 、長江俊和/著

693円(税込)

発売日:2021/08/01

書誌情報

読み仮名 アナタノウシロニイルダレカネムレヌヨルノヤッツノモノガタリ
シリーズ名 新潮文庫nex
装幀 くまおり純/カバー装画、鈴木久美/カバーデザイン、川谷デザイン/フォーマットデザイン
雑誌から生まれた本 小説新潮から生まれた本
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-180222-0
C-CODE 0193
整理番号 し-21-105
ジャンル 文学・評論
定価 693円

振り向いてはいけない。何があっても知らないよ。

静かな夜。誰もいないはずの部屋の暗がりに、うごめく不穏な気配――。訪れる者が姿を消す不気味な学園の秘密とは。雨の停留所で出会った男が語りだす、幼き日の壮絶な恐怖体験。作者不明の怪談作品に取りつかれる小説家。霊能力者を自称する男と、彼の力を疑うジャーナリストの論争、その戦慄の結末。八人の作家が競作、読後も震えが止まらない、背筋凍らせるホラー・アンソロジー。

目次
球根 恩田陸
穴のはなし 阿部智里
半身 宇佐美まこと
長い雨宿り 彩藤アザミ
涸れ井戸の声 澤村伊智
たからのやま 清水朔
赤剥け兎 あさのあつこ
例の支店 長江俊和

著者プロフィール

恩田陸

オンダ・リク

1964(昭和39)年、宮城県出身。早稲田大学卒。1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞を、2017年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と2度目の本屋大賞をそれぞれ受賞した。ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している。著書に、『三月は深き紅の淵を』『光の帝国常野物語』『ライオンハート』『私と踊って』『夜の底は柔らかな幻』『スキマワラシ』『灰の劇場』などがある。

阿部智里

アベ・チサト

1991(平成3)年群馬県生れ。2012年デビュー作『烏に単は似合わない』で松本清張賞を受賞。以降「八咫烏」シリーズとして多数の作品を刊行、人気を博す。他の著作に『発現』がある。

宇佐美まこと

ウサミ・マコト

1957(昭和32)年愛媛県生れ。2007(平成19)年『るんびにの子供』でデビュー。2017年『愚者の毒』で日本推理作家協会賞〈長編及び連作短編集部門〉を受賞。他の著作に『展望塔のラプンツェル』『羊は安らかに草を食み』など。

彩藤アザミ

サイドウ・アザミ

1989(平成元)年岩手県盛岡市生れ。岩手大学教育学部芸術文化課程卒業。2014年『サナキの森』で新潮ミステリー大賞を受賞しデビュー。耽美な世界観を描く精緻な筆致と軽妙なキャラクター同士のやりとりが魅力。他著書に『樹液少女』「昭和少女探偵團」シリーズ『不村家奇譚―ある憑きもの一族の年代記―』がある。

澤村伊智

サワムラ・イチ

1979(昭和54)年大阪府生れ。2015(平成27)年『ぼぎわんが、来る』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。2019年「学校は死の匂い」で日本推理作家協会賞〈短編部門〉、2020年『ファミリーランド』でセンス・オブ・ジェンダー賞〈特別賞〉を受賞。他の著作に『ずうのめ人形』『うるはしみにくし あなたのともだち』など。

清水朔

シミズ・ハジメ

唐津市生れ。2017(平成29)年『奇譚蒐集録一弔い少女の鎮魂歌―』が日本ファンタジーノベル大賞最終候補に。同シリーズに『奇譚蒐集録一北の大地のイコンヌㇷ゚ー』が、近著に『神遊び』がある。

あさのあつこ

アサノ・アツコ

1954(昭和29)年、岡山県生れ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師として勤務の後、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーII』で日本児童文学者協会賞、『バッテリーI〜VI」で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。著書は『No.6』『弥勒の月』シリーズ、『The MANZAI』『ぬばたま』『ゆらやみ』『花や咲く咲く』『もう一枝あれかし」『花を呑む」『末ながく、お幸せに』など多数。リズミカルで詩的な広がりを感じさせる文章と、瑞々しく繊細な心情描写から生まれる共感度の高い作品が人気を博し、ファンタジーから時代小説まで幅広いジャンルの物語を紡ぎ続けている。

長江俊和

ナガエ・トシカズ

1966年、大阪生まれ。映像作家、小説家。2003年に第一回が放送された「放送禁止」シリーズは、不定期な深夜番組ながら、熱狂的なファンを獲得。その後、テレビ版七本、劇場版三本が製作され、「放送禁止」ブランドとして確立した。また、2002年には『ゴーストシステム』で小説家としてもデビュー。2014年に刊行された『出版禁止』は、テレビでも紹介され、大きな話題となった。『出版禁止 いやしの村滞在記』は、その第三弾となる。他書に、『出版禁止 死刑囚の歌』『掲載禁止』『検索禁止』(新潮社)、『東京二十三区女』(幻冬舎)、『恋愛禁止』(KADOKAWA)などがある。

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