ヘンゼルとグレーテル―グリム童話集II―
539円(税込)
発売日:1967/12/12
- 文庫
民衆の胸のうちにひそむナイーヴな詩心をとらえ、高い純粋性と芸術性によって、世界の古典となったグリム童話。本書はその中から表題作ほか『十二人兄弟』『森の三人の小人』『ホレのおばさん』『あわれな粉ひきの弟子と子猫』『蛙の王様』『鳴きながらはねるひばり』『太鼓手』『十二人の猟師』『りこうな百姓の娘』『ものしり博士』『四人の名人兄弟』など、ゆたかな空想に彩られた21編を収める。
書誌情報
読み仮名 | ヘンゼルトグレーテルグリムドウワシュウ02 |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 272ページ |
ISBN | 978-4-10-208302-4 |
C-CODE | 0197 |
整理番号 | ク-1-2 |
ジャンル | 文芸作品、読み物 |
定価 | 539円 |
著者プロフィール
グリム兄弟
Grimm,Jacob Grimm,Wilhelm
●ヤーコプ・グリム(1785-1863) ●ヴィルヘイム・グリム(1786-1859) ドイツの文献学者、言語学者。ハーナウの弁護士の家に生る。学究肌の兄ヤーコプと詩人肌の弟ヴィルヘルムは、常に行を共にし、ドイツ民族の魂の発露たるものの収集、刊行、研究に情熱を注ぎ、ゲルマン文献学に大きな功績を遺した。その成果は『子供と家庭のための童話』『ドイツ伝説集』、代々の学者に引きつがれて1961年に完成した『ドイツ語辞典』等。兄には大作『ドイツ語文法』もある。
植田敏郎
ウエダ・トシロウ
(1908-1992)広島生れ。東京帝大独文科卒。1931年渡欧、ウィーン大学等で学ぶ。専門はゲーテ時代のドイツ文学で、学習院大、一橋大教授等を歴任。一方日独の児童文学の架け橋となる著作翻訳を行った。翻訳文化賞等受賞多数。
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