われらの時代・男だけの世界―ヘミングウェイ全短編 1―
990円(税込)
発売日:1995/09/29
- 文庫
画期的な新訳でおくるヘミングウェイの世界。
1921年、一人のアメリカ人青年がパリにやってきた。地位もなく名声もなく、ただ文学への志に燃えたアーネスト・ヘミングウェイという名の青年は、このパリ時代に「雨のなかの猫」「二つの心臓の大きな川」「殺し屋」など、珠玉の名編を次々に発表する。本書は、彼の文学の核心を成すこれらの初期作品31編を収録。ヘミングウェイの全短編を画期的な新訳で刊行する全3巻の第1巻。
書誌情報
読み仮名 | ワレラノジダイオトコダケノセカイヘミングウェイゼンタンペン1 |
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シリーズ名 | Star Classics 名作新訳コレクション |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 496ページ |
ISBN | 978-4-10-210010-3 |
C-CODE | 0197 |
整理番号 | ヘ-2-10 |
ジャンル | 文芸作品、評論・文学研究 |
定価 | 990円 |
著者プロフィール
ヘミングウェイ
Hemingway,Ernest
(1899-1961)シカゴ近郊生れ。1918年第1次大戦に赤十字要員として参加、負傷する。1921年より1928年までパリに住み、『われらの時代』『日はまた昇る』『男だけの世界』などを刊行。その後『武器よさらば』、短編「キリマンジャロの雪」などを発表。スペイン内戦、第2次大戦にも従軍記者として参加。1952年『老人と海』を発表、ピューリッツア賞を受賞。1954年、ノーベル文学賞を受賞。1961年、猟銃で自裁。
高見浩
タカミ・ヒロシ
東京生れ。出版社勤務を経て翻訳家に。主な訳書に『ヘミングウェイ全短編』『日はまた昇る』『老人と海』『羊たちの沈黙』『ハンニバル』『ホット・ゾーン』『北氷洋』など。著書に『ヘミングウェイの源流を求めて』がある
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