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ウィニー・ザ・プー

アラン・アレクサンダー・ミルン/著 、阿川佐和子/訳

506円(税込)

発売日:2016/06/28

  • 文庫

途方もないユーモア、間の抜けた冒険、ふうわりとした抒情……。永遠の名作がいま蘇る。

むかしむかしのずうっとむかしのこと。イギリスの森でクマのプーは暮らしていました。大親友クリストファー・ロビ ンと冒険の日々を送っています。風船で体をふわっと浮かせて木の上にあるハチミツを取ろうとしたこと。コブタのコプタンのおうちが水浸しになったこと。つ いにプーが発見した北極(ノース・ポール)……。ふわりと柔らかく、たまらなく愛おしい。永遠の友情に彩られた名作がいま蘇る。

目次
はじめに
1 ウィニー・ザ・プーとミツバチが登場。さて、お話は始まります。
2 プーがお宅訪問して身動きが取れなくなる。
3 プーとコプタンが狩りに出て、もう少しでイタズラッチを捕まえられたのに。
4 イーヨーがしっぽをなくし、プーが見つける。
5 コプタン、ゾオオに会う。
6 イーヨーが誕生日にプレゼントを二つもらう話。
7 カンガと赤ちゃんルーが森にやってきて、コプタンはお風呂に入る。
8 クリストファー・ロビンがタンタン隊長になって北極(ノース・ポール)を目指す。
9 あわれ、コプタンの家、水没!?
10 クリストファー・ロビンがプーのためにパーティを開いて、みなさん、さようなら。
訳者あとがき

解説 小田島則子

書誌情報

読み仮名 ウィニーザプー
シリーズ名 Star Classics 名作新訳コレクション
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 224ページ
ISBN 978-4-10-220046-9
C-CODE C0197
整理番号 ミ-7-1
ジャンル 文芸作品
定価 506円

著者プロフィール

(1882-1956)1882年ロンドン生まれ。高名な風刺雑誌「パンチ」に勤めた後、第一次世界大戦に従軍。1924年長男クリストファー・ロビンのために書かれた詩集『クリストファー・ロビンのうた』(晶文社)が成功を収め、続いて1926年に『プーの細道にたった家』を発表した。詩集『クマのプーさんとぼく』(晶文社)や『プーの細道にたった家』の続篇『プー横丁にたった家』(岩波書店)のほか、推理小説や戯曲など著作多数。1956年没。

阿川佐和子

アガワ・サワコ

1953(昭和28)年東京生れ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。その他の著書に『スープ・オペラ』『うから はらから』『ギョットちゃんの冒険』『聞く力』『叱られる力』などがある。

判型違い(単行本)

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