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孤独の発明

ポール・オースター/著 、柴田元幸/訳

781円(税込)

発売日:1996/03/28

  • 文庫

父が遺した夥しい写真に導かれ、私は曖昧な記憶を探り始めた。見えない父の実像を求めて……。父子関係をめぐる著者の原点的作品。

書誌情報

読み仮名 コドクノハツメイ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 322ページ
ISBN 978-4-10-245103-8
C-CODE 0197
整理番号 オ-9-3
ジャンル 文芸作品、評論・文学研究
定価 781円

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著者プロフィール

(1947-2024)1947年、ニュージャージー州ニューアーク生まれ。コロンビア大学卒、同大学院中退後に渡仏し、数年間、各国を放浪した。詩、評論、翻訳などを手がけた後、1985年から1986年にかけて『ガラスの街』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』の「ニューヨーク三部作」で世界的に注目された。以後、現代アメリカ文学を代表する作家として第一線で活躍。2024年に翻訳された800頁88万字の超大作『4321』は話題を集めた。2024年死去。『バウムガートナー』はポール・オースター最後の小説である。

柴田元幸

シバタ・モトユキ

1954年、東京都生まれ。米文学者、翻訳家、東京大学名誉教授。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞、翻訳の業績により早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞した。文芸誌「MONKEY」編集長をつとめ、現代アメリカ文学にとどまらず、幅広い文芸作品を翻訳紹介している。

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