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誰もが憧れ、夢見た〈深夜特急〉の旅。遂に、あの旅が、終わる――。

旅する力―深夜特急ノート―

沢木耕太郎/著

1,728円(税込)

本の仕様

発売日:2008/11/28

読み仮名 タビスルチカラシンヤトッキュウノート
発行形態 書籍
判型 四六判変型
頁数 290ページ
ISBN 978-4-10-327513-8
C-CODE 0095
ジャンル エッセー・随筆、歴史・地理・旅行記
定価 1,728円

何万もの熱狂的読者を持ち、バックパッカーのバイブルと呼ばれ、既に古典の風格すら備えている『深夜特急』。第三便の刊行から十六年の時を経て、遂に〈最終便〉が走り出す! 本編には書かれていない裏話や、沢木耕太郎ができるまで、ともいうべきデビュー直後の秘話など、旅に関する文章の集大成となる、初の長編エッセイ。

著者プロフィール

沢木耕太郎 サワキ・コウタロウ

1947年東京生れ。横浜国立大学経済学部卒業。ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。1979年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞。その後も『深夜特急』や『檀』など今も読み継がれる名作を次々に発表し、2006年『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年に『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を受賞している。近年は長編小説『波の音が消えるまで』『春に散る』を刊行。その他にも『旅する力』『あなたがいる場所』『流星ひとつ』「沢木耕太郎ノンフィクション」シリーズ(全9巻)などがあり、2018年9月には、25年分のエッセイを収録した『銀河を渡る 全エッセイ』を刊行した。

目次

序章 旅を作る
人は旅をする。だが、その旅はどこかに在るものではなく、旅をする人が作るのだ。「余儀ない旅」ではなく、「夢見た旅」を始めようとするとき……
第一章 旅という病
もし旅が病だとすれば、私がそれに冒されたのはいつのことだったのだろう。幼いころ、ひとり電車に乗って行ったあの旅においてだったのだろうか……
第二章 旅の始まり
果たして陸路でロンドンまで行けるのだろうか? 不安を抱えたまま躊躇していた私の背中を押してくれたのは、雑誌に載ったある文章の一節だった……
第三章 旅を生きる
その旅における最大の幸運は、第一歩を踏み出したのが香港だということだった。そこから徐々に異国というものに慣れていくことができたからだ……
第四章 旅の行方
一年後に旅から帰ってきた私は、以前とあまり変わらない日常に戻っていった。『深夜特急』を書くという、もうひとつの、さらに長い旅が待っているとは知らないまま……
第五章 旅の記憶
いくつになっても旅はできる。しかし、旅にはその年齢にふさわしい旅というのがあるのかもしれない。その年齢でなければできない旅が……
終章 旅する力
旅は自分の「背丈」がどれほどのものかを教えてくれる。だが。その「背丈」を高くしてくれるのも、困難を切り抜けていく中での旅であるかもしれないのだ……
あとがき

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