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ぼくのお父さん

矢部太郎/著

1,265円(税込)

発売日:2021/06/17

書誌情報

読み仮名 ボクノオトウサン
装幀 矢部太郎/装画、山田知子(chichols)/装幀
雑誌から生まれた本 小説新潮から生まれた本
発行形態 書籍、電子書籍
判型 A5判
頁数 127ページ
ISBN 978-4-10-351214-1
C-CODE 0079
ジャンル コミックス
定価 1,265円
電子書籍 価格 1,265円
電子書籍 配信開始日 2021/06/17

『大家さんと僕』の著者が実の父を描く、ほのぼの感動の家族漫画。

ぼくの「お父さん」は絵本作家。ずっと家にいて、一緒に遊び絵を描く。いつでもなんでも、絵に描く。夕飯に出た旬のタケノコを食べずに、絵に描く。そしておかずは冷めていく……。ふつうじゃなくて、ふしぎでちょっと恥ずかしい。ただの変わり者? それとも――。なつかしい「あの頃」を思い出す、全編オールカラーの最新作!

目次
うさぎのピッピ
魔法
つくし
プレゼント
友達
ぼくの夏
あるけど目に見えないもの
お母さんの床屋さん
おばあちゃん

ひょうたんと入院
名前
動物園
野焼き
かけら
ぼくのお父さん
エピローグ

書評

普通のお父さん、そうではないお父さん。

ジェーン・スー

 四十年前の東京・東村山で暮らす四人家族。絵本作家のユニークな父と、しっかり者の母、可愛らしい姉と弟のごくごく私的な日常が淡々と描かれる。大きなドラマはない。ドラマとして描こうとすればできるエピソードも、淡々と描かれていると言ったほうが適切かもしれない。その点はベストセラーとなったデビュー作『大家さんと僕』と同様だが、今回は実の「お父さん」が相手だ。
 世間離れした親族と少年の交流を描いた物語といえば北杜夫の『ぼくのおじさん』やジャック・タチ監督の映画「ぼくの伯父さん」が有名だが、血縁者ながら養育義務のない親族と、子の明日と命を左右する親では、子にとっての緊迫度が異なる。子どもながらに観察の目を光らせ「本当に大丈夫なのか?」と不安にもなる相手、それが親だ。
 他人様の親御さんを捕まえて言うことではないが、なんともネタに事欠かないお父様だなと思った。子どもの頃から、周りの家の父親とは少し違うお父様に戸惑いつつ、たっぷり注がれる愛情を全身で受け止め、同時に「ゲームを買ってくれるような愛情でもいいんだけどなあ」とか「車があったほうがいいんだけどなあ」などと小さく憂う、素直な太郎くんの姿がいじらしい。
 憶測の上に私事を重ねて恐縮だが、私も同じような戸惑いを感じて幼少期を過ごしてきた。我が家の場合は太郎さんのお父様とは真逆で、私の顔を見るたび「なんか欲しいものはないのか」とか「お金をあげようか」と言うような父親だった。友だちと一緒に遊んでくれるようなことは、一度もなかった。朝は私が学校に行く時間にはまだ寝ていて、夜は私が寝てから帰ってくるような父親だ。憎んだ時期もあったが、大人になったいまは穏便に付き合っている。しかし、太郎さんとお父様のエピソードを読んでいると、なんともうらやましい気持ちが湧き上がってくるのだ。
 隣の芝生は青く見えるもので、私には矢部家の日常こそが、真に豊かな家族の象徴に見える。自然と親しみ、家事を担い、お金を掛けずに子どもとたっぷり遊ぶ理想的な父親。高度成長期にサラリーマンだった若者が会社を辞め、東京に出てくるところまではない話ではない。しかし、絵本作家を職業にするのは並大抵の才能では叶えられないことだ。牛乳パックを使ってお家を作ったり、テレビゲームに見立てた紙芝居を披露したり、土器を作成したりと、遊び方も非常にクリエイティブ。バブル景気にも踊らされず、自分軸で生きる尊さを感じずにはいられない。
 というのは外野の放言でしかないことも、私は自身の育成環境から学んでいる。「あなたのお父さん面白いわね」と言われるたびに、「肉親じゃなければ、私もそう思うでしょうね」と悪態を吐きたくなるからだ。ねずみ花火は逃げ場のある外でやるから楽しいのであって、家の中では楽しめない。
 それぞれの家庭には、それぞれの事情がある。太郎さんのご家族にしてみたら、ヒヤヒヤすることも少なからずあっただろう。特に、お母様に相当の胆力がおありになると察する場面が多々あった。なんてことのない描写のなかに、一家をひとつにまとめて営んでいく気概と、俗に言う「普通」とは異なる伴侶を尊重し支えていく意志、家族の構成員としての夫に発破をかける頼もしさを感じた。僭越ながら、労いの言葉を掛けたい。お母様、本当によく踏ん張りましたね。
 ところで、「普通」とはどういう状態を指すのだろう。年を重ねれば重ねるほどわからなくなっていく。誰にとっても「私の普通」が「みんなの普通」ではないことまでは体感として理解できたが、ならば「普通」はどこに存在するのか。一般的という言葉でも言い表される状態は、なにを指すのか。
 太郎さんの時代で言うならば、父親は会社勤めで、母親は専業主婦もしくはパート勤め。きょうだいは二人以上で、マイホームやマイカーを所有することが一人前とされたはずだ。家族は仲が良く、子どもの非行や親の不貞などあってはならない。それが「普通」と呼ばれた時代。ここからひとつでもはみ出すと、良くも悪くも普通ではないとされる。普通ではないことは、凶兆をも意味する。しかし、それは間違っている。
 俗に言う普通とは異なる家庭環境ながら、太郎さん一家は間違いなく幸せだ。私的な日常をこれだけ読ませるものにしたのは、著者である矢部太郎さんの眼差し、画力、構成力の賜物だが、それだけではない。矢部家に流れる温かな血潮が、じんわりとこちらの心を温めてくれるから、ページを繰る手が止まらないのだ。誰にも奪えない思い出こそが、真の財産だと私は信じている。その点で、矢部家は富豪である。

(じぇーん・すー 作詞家・コラムニスト・ラジオパーソナリティ)
波 2021年7月号より
単行本刊行時掲載

インタビュー/対談/エッセイ

萩尾望都さんと僕

矢部太郎萩尾望都

 シリーズ累計120万部超の大ヒットとなった『大家さんと僕』の完結から2年、絵本作家で実のお父さんを描いた新作漫画『ぼくのお父さん』を刊行した芸人で漫画家の矢部太郎さん。
 中学時代、学校になじめず疎外感を抱いていたときに出会い、衝撃を受けた『ポーの一族』以来、矢部さんが憧れ、尊敬する萩尾望都さんとの対談が実現しました。

吸血鬼バンパネラに老人線?

矢部 お待たせしてしまってすみません! 自宅の最寄り駅からなぜか逆方向の地下鉄に乗ってしまって……。窓から見える景色に「あれ!?」となって、慌てて次の駅で降りました。

萩尾 いえいえ、時間ぴったりでしたよ。

矢部 憧れの萩尾先生と対談させて頂けるということで、緊張はもちろんですが、心が浮き立ってしまい……。今日はこれを持ってきました。

萩尾 わぁ、赤い表紙の『ポーの一族』ですね。

矢部 中学生の時に、所沢のプロペ通りにある芳林堂で買って、すぐに近くのマクドナルドで読みました。その頃、主人公のエドガーは自分より年上でしかも吸血鬼バンパネラ、舞台はヨーロッパで、エドガーもその仲間のアランも幸せそうなのにずっと寂しそうで……。それまで読んできたどの漫画とも違って、とにかく「すごいなぁ」と圧倒されたんです。

萩尾 かなり年の離れた矢部さんがそんなふうに読んで下さったとは、恥ずかしいけれど嬉しいです。

矢部 漫画家としては新人ですが、今年で44歳なので、そんなに若くはないです(笑)。『ポーの一族』以外の作品も大好きですが、2016年に『ポーの一族』が再開されたときは特に嬉しくて、30年以上経っているのに、読んだら一瞬であの「所沢のマクドナルド」に戻った感じがしました。

萩尾 実は、エドガーたちを描く線が「老人線」になって、「顔が違う」「こんなのエドガーじゃない」など読者をがっかりさせてしまうのではないかと再開前は随分心配しました。

矢部 老人線、ですか?

萩尾 お肌みたいに、若い時に描く線は「張って」いて、年をとるにつれ線の弾力が変わってしまうことで、私も実際、昔はシャーッと一息で描けていた輪郭の線が、今は三、四回かかってしまいます。

矢部 全然、気がつきませんでした。

萩尾 それに年齢を重ねた分、思考に垢がつき、無意識のうちに説教くさいセリフばかりが奇妙に、偉そうに出てきてしまったら嫌だなという心配もありましたが、結果、読者のみなさんがとても喜んで下さって安心しました。

矢部 再開後、エドガーとアランが様々な時代を行き来していて、あの時の二人には実はこんなことが……と、彼らの秘密が明かされ、赤い表紙の『ポーの一族』につながるお話の数々に、あの頃同様、興奮しながら読ませて頂いています。

萩尾 お会いするたびに「続きを描いてよー」とおっしゃっていた作家の夢枕獏さんも再開を喜んで下さっているのですが、今度は「ねぇ萩尾さん、アランが復活するかどうかを早く描いてよー」とリクエストしてきて(笑)。

矢部 すごい! ファンならばみんな気になっている核心をそんな直接的につくなんて! でも僕も知りたいです!

萩尾 アシスタントさんたちからも、「過去の話をちょこちょこ描いてないで、早く続きを描きやがれ〜」なんて言われています(笑)。いずれ必ずアランのこともちゃんと描くので、待っていて下さい。

矢部 はい、楽しみです!

お父さんの帽子の秘密

萩尾 私の話よりも、矢部さんのお話をしましょう。『ぼくのお父さん』で、お父さんが頭に被っているのは……帽子ですか?

矢部 その質問、連載中もよくされました。電気スタンド? とか。帽子以外に頭に被るものってなかなかないと思うのですが……(笑)。

萩尾 帽子をとったら髪の毛がボワッと出てくるコマには思わず笑ってしまいました。まるでワープしているような心地にもなります。

矢部 実際の父も髪の毛がボサボサしていたので、中身がたくさん詰まっているから帽子の形がヘンなのですと、理由付けというか言い訳みたいに、描き下ろしで付け加えました。

萩尾 お父さんは読まれたのですか?

矢部 はい、連載時から読んでくれていました。父のヘンなところやダメなところを描いたつもりだったのに、「理想の父親っぽく描かないでよ〜」と言われて驚きました。

萩尾 うふふふ。

矢部 父は絵本作家ということもあり、「理想のお父さんからはドラマは生まれないよ、ダメなところを描かないと!」と創作者視点でのアドバイスというか、真剣なダメ出しもしてきました。まあ、指摘されたポイントはよく理解できるのですが、本人にそう言われても……。完成した本を読んだら、「つくづくヘンなお父さんだね〜」と嬉しそうでした。

萩尾 (爆笑)

矢部 しかも連載中に二人でトークショーをした際には、漫画と同じような帽子をわざわざ買って被っていました。

萩尾 お父さんえらい! ちゃんとキャラクターを「演出」されたのですね。

矢部 サービス精神が旺盛で、子供のまま大人になったというか、今も子供みたいな人です。話のネタには事欠かなくて助かりますが(笑)。

星の王子さま』との共通点

萩尾 幼き頃の矢部さん、「たろうくん」から見た世界である『ぼくのお父さん』は、子供にとって学校に通う前の、ある種のゴールデンエイジを描いていますよね。しかも、あの時代のある家族の様子がほのぼのと描かれていて、読むととても幸福になれる。この雰囲気は何かに似ているなと考え思い出したのが、『星の王子さま』でした。

矢部 え……。これ以上ない、お褒めのお言葉で……。う、嬉しいです!

萩尾 お父さんの無垢さとヘンさに、生きることの哀しさと素敵さを両方感じたからというのもあると思います。

矢部 ありがとうございます。実は、最近『星の王子さま』の新訳(ポプラ社刊、発売中)のイラストを描かせて頂いたんです。なので、まさかのご指摘に一瞬、言葉を失ってしまいました。

萩尾 まあ、それはすごい!

矢部 よく知られたことですが、『星の王子さま』(新潮文庫)には、献辞に「小さな男の子だったころのレオン・ヴェルトに」とあり、作者のサン=テグジュペリはこの作品を彼の親友に、特に「子供だった頃の親友」に捧げています。僕も、『ぼくのお父さん』を子供だった頃の「ぼく」に読んで欲しいという思いを込めて描きました。僕に限らず、かつて子供だったすべての大人に読んでもらえたらな、とも僭越ながら願っています。

萩尾 そういえば作中、お姉さんが「あるけど目に見えないもの」を挙げる素敵なシーンがありましたね。それにお父さんは、「お父さんは買えないんじゃない 買わないんだ」などと、さらりと名言をつぶやくことがあって、それも『星の王子さま』を思い出した理由の一つかもしれません。

矢部 僕としてはちょっとした「ギャグ」の意味も込めたのですが……。

萩尾 「いや! 買う方選んでよ!」とたろうくんからのツッコミがすぐに入りますものね。「良いこと」を言ってもすぐツッコまれるお父さん(笑)。

矢部 母も姉も、家族総出でツッコミます(笑)。

萩尾 それにしても、つくしを採りに行ったり、花火を屋根の上から見たり、工作をしたりと、たろうくんは感覚の世界を広げながら魂を伸びやかに解放して育ち、自分が生きる世界を徐々に知り、しかも生きていることをこの世界から赦されている――。そんな小さき存在の隣に、常にいるのがお父さんというのが、この作品の大きな魅力の一つですね。

矢部 父が描く絵本もそうですが、幼い僕と過ごす父には、子供に何か教えよう、道徳的なものを伝えようといった姿勢はありませんでした。親としてそれでいいのかということはありますが(笑)、子供に楽しんでもらおう、そして自分も楽しもうというのが当時の父の日常で、今でも創作の原点であることを、素直にすごいなと思っています。面と向かっては恥ずかしくて、なかなか言えませんが。

萩尾 迷子になった幼いお姉さんを見つけた時、無邪気に自分を見つめるその顔を見て、「僕が育てられています」と抱きしめる場面からも、どこまでも素直な方なのだなと印象に残りました。世の中には見栄を張る種族と張らない種族がいますが、飄々と自分の好きなことをして生きるお父さんのスタイルは、読者の心を十分に動かすものだと思いますよ。

海に潜って海賊の宝物を探す

萩尾 そういえば、『ぼくのお父さん』はネームの段階で編集者さんと相談しましたか?

矢部 はい。でも、『大家さんと僕』の連載初期は多少ありましたが、今は展開や構成の大幅な修正をリクエストされることはなくなりました。

萩尾 やはりそうですか。他人が手を加えるよりも、作者本人の間合いやリズムを大事にした方がギャグ漫画は面白くなる場合が多いと私は思っています。きっと矢部さんが出られているお笑いの舞台にも似たようなところがあるのではないかしら。

矢部 確かに、好きなギャグ漫画を読んでいるときに、そのままコントや漫才になるかもと考えることがあります。漫画家さんにもお笑いが好きな方は多いですよね。

萩尾 今回の作品ではお父さんのヘンなところを絶妙に笑いに変えていますし、大ヒットされたデビュー作『大家さんと僕』も間の取り方が絶妙でした。面白いギャグ漫画を描くには「才能が十割」だから、才能のない私がギャグを描くとすべってしまって……。なので、ギャグ系を描ける方を大変尊敬しています。

矢部 そんな、恐れ多すぎます!

萩尾 「ここで一発ギャグかましたい!」と思っても、浮かばないもので……。

矢部 萩尾先生が一発ギャグをかます必要ないですよ!(笑) でも確かに、萩尾先生の作品でもありますが、物語の展開が深刻な時にユーモアのある脇役がちょっとしたギャグを見せてくれると安心します。

萩尾 描いていても読んでいても、どこかで息を抜かないと窒息しそうになりますから。

矢部 いまさら基本的なことをお尋ねして恐縮なのですが、萩尾先生はスランプに陥ったとき、どうされていますか?

萩尾 漫画を描く気持ちになれず先が見えなくて、「このまま漫画家をやめるのかな」という大きめのスランプのときには、漫画に関することは何もしません。本を読んだり映画を見たり、日常を淡々と送ります。「描くの疲れちゃったよ〜」と愚痴をこぼすと、「そのうち描きたくなるよ」と励ます人もいれば、「いいんじゃない、他のことしたら?」と受け流す人もいて、それぞれの言葉に助けられています。

矢部 焦らないですか?

萩尾 そうやって一、二ヶ月も過ごすと、不思議とまた描きたくなった経験が過去にあるので、今後もし同じ気持ちになったとしても焦らないと思います。それよりも、絶対に動かせない締め切りがあるのに、その回の結末が決まらないときが一番辛いです。

矢部 浮かばないのではなく、決まらないときですか?

萩尾 そうです。アイディアは浮かぶけれど、全体のストーリーから見るとしっくりこない。例えるならば、海の中に潜り、ウニを見つけてもサザエを見つけても、何か違う。もっと他にあるはずだ、どこかに海賊の宝物が眠っているはずだと、もっと深く深く潜っていくと……。

矢部 海賊の宝物……には辿り着けるのですか?

萩尾 七割くらいは辿り着けて、三割くらいはウニやサザエしか見つけられないかな。もうちょっと深く潜れば手が届きそうな気がしても、長時間潜り続けていると息がもたない。もう一回潜れるときは潜りますが、遠すぎて諦めることもあります。でも限界まで深く潜った後には「いま手に入るものはこれ」と結局納得できたりするので、自分でも不思議です。新作を描き終えたばかりなのに、スランプを気にされているのですか?

矢部 これから描きたいなと考えているテーマがあるのですが、今の自分にとってはハードルが高いものなので、上手く描ける自信がなくて……。

萩尾 『大家さんと僕』も『ぼくのお父さん』も、読みやすいのに心にしみる物語です。そんな漫画があるようでどこにもなかったから、「やっと矢部さんが描いてくれた!」と多くの読者が喜んでいるのだと思います。それは「矢部さんにしか描けないジャンル」ですから、これからどんな作品を描かれるのか私も楽しみにしています。

矢部 ありがとうございます! 僕も「宝物」に辿り着けるように、深く深く潜ってみます。

(はぎお・もと 漫画家)
(やべ・たろう 芸人/漫画家)
波 2021年7月号より
単行本刊行時掲載

萩尾望都さんと僕〈漫画篇〉

矢部太郎萩尾望都さんと僕漫画

波 2021年7月号より
単行本刊行時掲載

著者プロフィール

矢部太郎

ヤベ・タロウ

1977年生まれ。芸人・マンガ家。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。他の著書に『大家さんと僕 これから』『「大家さんと僕」と僕』(共著)がある。

矢部太郎「大家さんと僕」

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