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エクソダス―アメリカ国境の狂気と祈り―

村山祐介/著

1,980円(税込)

発売日:2020/10/16

書誌情報

読み仮名 エクソダスアメリカコッキョウノキョウキトイノリ 
装幀 村山祐介/写真、木村裕治/装幀、齊藤広介(木村デザイン事務所)/装幀
発行形態 書籍、電子書籍
判型 四六判変型
頁数 319ページ
ISBN 978-4-10-353651-2
C-CODE 0095
定価 1,980円
電子書籍 価格 1,980円
電子書籍 配信開始日 2020/10/16

そこでは子供が、妊婦が、故国を追われた数多くの人々が息絶えてゆく――。

米国とメキシコを隔てる3200キロの国境に世界中の移民が集まっている。中南米のみならず、アジア、アフリカからもやって来るのはなぜか? 麻薬組織が支配する砂漠、猛獣が棲むジャングルを越えて向かう理由の中に、私たちが知るべき世界の真実がある。2019年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞の迫真ルポルタージュ。

目次
まえがき
プロローグ
第1章 トランプの壁 アメリカ・サンディエゴ
「国境」改め「壁」
静と動の境
550の侵入口
壁が生まれた時代
赤ちゃんは壁の向こう
霧の夜、壁を越えた
出稼ぎの終焉
命の水
奥歯の町
第2章 砂漠と川の攻防 メキシコ・ノガレス
武装自警団
ドラッグミュール
デスマップ
アメリカンナイトメア
「麻薬を背負って歩け」
警告
軍事化する壁
移民訴追工場
越境通学
主戦場の川
壁の向こう側
国境の河口
ブルーベルト
壁を待つ人
第3章 「野獣」という名の列車 メキシコ・ラパトロナ
闇の列車
子どもだらけの逃避行
「野獣」の路
国境を越える少年
母娘4代の日常
貨物列車の屋根の上
マラスの通告
乗車マニュアル
格好のカモ
「バルサ」と「コンビ」
第4章 殺人率世界最悪の国 エルサルバドル・サンサルバドル
見えない境界線
マラスという家族
持ち込まれた抗争
裏目に出た奇策
新たな内戦
バラバラ遺体の村
親と会えない子どもたち
送金依存症
からんどうの港
三つの誤算
失われた四半世紀
一足飛びの幻想
ツーショット
あるもの探し
小さな一歩
第五章 エクソダス ホンジュラス・サンペドロスーラ
ターミナル午後11時
ハイプロファイル
非常事態宣言
殺人首都
見えない首謀者
キャラバン誕生
アフリカの影
ゲームチェンジャー
国境突破
スイミー
招かれざる客
突然変異
ライド
バケツリレー
絶望のジャンプ
第6章 ダリエンギャップ コロンビア・カプルガナ
3大陸の逃避行
大河の源流
摩天楼の街
アラスカからの終点
残された100キロ
最短ルート
密林最奥の村
4年で100倍
ビザなしの国
犯罪集団の保護区
ホテルグッドナイトに行け
出航禁止命令
陸の孤島
煉獄からの脱出
インフォーマント
不条理な特権
エピローグ

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著者プロフィール

村山祐介

ムラヤマ・ユウスケ

ジャーナリスト。1971年、東京都生まれ。立教大学法学部卒。1995年、三菱商事株式会社入社。2001年、朝日新聞社入社。2009年からワシントン特派員として米政権の外交・安全保障、2012年からドバイ支局長として中東情勢を取材し、国内では経済産業省や外務省、首相官邸など政権取材を主に担当した。GLOBE編集部員、東京本社経済部次長(国際経済担当デスク)などを経て2020年3月に退社。米国に向かう移民の取材で、2018年の第34回ATP賞テレビグランプリのドキュメンタリー部門奨励賞、2019年度のボーン・上田記念国際記者賞を受賞した。

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