ホーム > 書籍詳細:恋と誤解された夕焼け

恋と誤解された夕焼け

最果タヒ/著

1,430円(税込)

発売日:2024/05/30

  • 書籍
  • 電子書籍あり

コトバの最尖端を疾走し続けてきた詩人が新たな沃野に向かう第12詩集!

《だから空がとても赤く燃えている。ぼくは愛されたい。》――今、ここにいる私たちの魂の秘密は、詩のコトバによってしか解き明かすことができない。《どこからなら、きみを連れ去る神様の手のひらがやってきても平気か、教えて。水平線か、地平線?》生命と世界の光と影をあますところなく照らし出す決定的な42篇。

書誌情報

読み仮名 コイトゴカイサレタユウヤケ
雑誌から生まれた本 新潮から生まれた本
発行形態 書籍、電子書籍
判型 四六判変型
頁数 96ページ
ISBN 978-4-10-353813-4
C-CODE 0092
ジャンル 詩歌
定価 1,430円
電子書籍 価格 1,430円
電子書籍 配信開始日 2024/05/30

著者プロフィール

最果タヒ

サイハテ・タヒ

詩人。1986年生まれ。2004年よりインターネット上で詩作をはじめ、翌年より「現代詩手帖」の新人作品欄に投稿をはじめる。2006年、現代詩手帖賞受賞。2007年、第一詩集『グッドモーニング』を刊行。同作で中原中也賞を受賞。以後の詩集に『空が分裂する』、『死んでしまう系のぼくらに』(現代詩花椿賞)、『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017年、石井裕也監督により映画化)、『愛の縫い目はここ』、『天国と、とてつもない暇』、『恋人たちはせーので光る』、『夜景座生まれ』、『さっきまでは薔薇だったぼく』、『不死身のつもりの流れ星』がある。2017年に刊行した『千年後の百人一首』(清川あさみとの共著)では100首を詩の言葉で現代語訳した。2018年、案内エッセイ『百人一首という感情』刊行。小説作品に『星か獣になる季節』、『渦森今日子は宇宙に期待しない。』、『十代に共感する奴はみんな嘘つき』など、エッセイ集に『きみの言い訳は最高の芸術』、『「好き」の因数分解』、『コンプレックス・プリズム』、『恋できみが死なない理由』など、絵本に『ここは』(及川賢治/絵)、翻訳作品に『わたしの全てのわたしたち』(サラ・クロッサン/著、金原瑞人との共訳)がある。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

最果タヒ
登録
詩歌
登録

書籍の分類