
家守綺譚 下
1,815円(税込)
発売日:2025/09/25
- 書籍
- 電子書籍あり
亡友の家で待っていたのは四季折々の草花と、ちょっと不思議な毎日でした。
時は明治時代、文筆家・綿貫征四郎は、亡友の家の「家守」として暮らすことになった。待っていたのは白木蓮や都わすれ、萩、サザンカなど植物に満ちた庭。そして、サルスベリに懸想されたり、河童の衣を拾ったり、化狸を助けたりといった不思議な出来事が次々と起こり……。梨木香歩の傑作小説を近藤ようこが漫画化。
書誌情報
読み仮名 | イエモリキタン2 |
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雑誌から生まれた本 | 波から生まれた本 |
発行形態 | 書籍、電子書籍 |
判型 | A5判 |
頁数 | 256ページ |
ISBN | 978-4-10-356472-0 |
C-CODE | 0079 |
ジャンル | コミックス |
定価 | 1,815円 |
電子書籍 価格 | 1,815円 |
電子書籍 配信開始日 | 2025/09/25 |
著者プロフィール
近藤ようこ
コンドウ・ヨウコ
1957年新潟市生まれ。大学在学中に漫画家デビュー。『見晴らしガ丘にて』で第15回日本漫画家協会賞優秀賞、『五色の舟』(津原泰水原作)で第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。折口民俗学や中世文学への造詣が深く、坂口安吾や夏目漱石らの作品の漫画化にも取り組む。作品に『水鏡綺譚』『説経 小栗判官』『移り気本気』『ルームメイツ』『兄帰る』『夜長姫と耳男』『桜の森の満開の下』『逢魔が橋』『ゆうやけ公園』『戦争と一人の女』『死者の書』『夢十夜』『高丘親王航海記』など多数。
梨木香歩
ナシキ・カホ
1959(昭和34)年生れ。小説に『丹生都比売 梨木香歩作品集』『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『裏庭』『からくりからくさ』『りかさん』『家守綺譚』『村田エフェンディ滞土録』『沼地のある森を抜けて』『ピスタチオ』『僕は、そして僕たちはどう生きるか』『雪と珊瑚と』『冬虫夏草』『海うそ』『岸辺のヤービ』など、またエッセイに『春になったら莓を摘みに』『ぐるりのこと』『渡りの足跡』『不思議な羅針盤』『エストニア紀行』『やがて満ちてくる光の』『炉辺の風おと』『歌わないキビタキ』などがある。
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