
荷風の昭和 前篇─関東大震災から日米開戦まで─
2,860円(税込)
発売日:2025/05/21
- 書籍
- 電子書籍あり
昭和に遊び、昭和に抗った「過激な個人主義者」荷風の生涯!
関東大震災から急激に復興したモダン都市東京、カフェーの女給や私娼などの新しい女たち、テロとクーデターに奔走する軍人……。激変する時代に何を見て、この「最後の文人」は反時代的傑作『ぼく東綺譚』を書き始めたのか? 『断腸亭日乗』など永井荷風の全作品を徹底的に読み込み、昭和をまるごと描き出した文芸評論の到達点!
書誌情報
読み仮名 | カフウノショウワ1カントウダイシンサイカラニチベイカイセンマデ |
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シリーズ名 | 新潮選書 |
雑誌から生まれた本 | 波から生まれた本 |
発行形態 | 書籍、電子書籍 |
判型 | 四六判変型 |
頁数 | 576ページ |
ISBN | 978-4-10-603927-0 |
C-CODE | 0395 |
ジャンル | 評論・文学研究 |
定価 | 2,860円 |
電子書籍 価格 | 2,860円 |
電子書籍 配信開始日 | 2025/05/21 |
著者プロフィール
川本三郎
カワモト・サブロウ
1944年東京生まれ。文学、映画、漫画、東京、旅などを中心とした評論やエッセイなど幅広い執筆活動で知られる。著書に『大正幻影』(サントリー学芸賞)、『荷風と東京』(読売文学賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞・桑原武夫学芸賞)、『白秋望遠』(伊藤整文学賞)、『マイ・バック・ページ』『いまも、君を想う』『成瀬巳喜男 映画の面影』『老いの荷風』など多数。訳書にカポーティ『夜の樹』などがある。
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