
硝子戸の中
2,200円(税込)
発売日:2007/08/24
- オーディオブック
見知らぬ女性の訪問、旧友との再会、亡き母の面影……。胃潰瘍に悩みつつ、終日書斎に座した漱石は、人生と世相について静かに思索する。迫りくる死を予感させる晩年の随筆集から、「女の告白」「平等観と差別観」「わが家の猫」「母・千枝」など名品15編を選んで収録。
目次
(1)まえがき(一)
(2)(3)(4)女の告白(六、七、八)
(5)(6)旧友O(九、十)
(7)昔の泥棒(十四)
(8)病と死(二十二)
(9)平等観と差別観(二十七)
(10)わが家の猫(二十八)
(11)生い立ち(二十九)
(12)継続中のもの(三十)
(13)(14)母・千枝(三十七、三十八)
(15)むすび(三十九)
(2)(3)(4)女の告白(六、七、八)
(5)(6)旧友O(九、十)
(7)昔の泥棒(十四)
(8)病と死(二十二)
(9)平等観と差別観(二十七)
(10)わが家の猫(二十八)
(11)生い立ち(二十九)
(12)継続中のもの(三十)
(13)(14)母・千枝(三十七、三十八)
(15)むすび(三十九)
書誌情報
読み仮名 | ガラスドノウチ |
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シリーズ名 | 新潮CD |
発行形態 | オーディオブック |
判型 | [1CD]71分 |
ISBN | 978-4-10-830200-6 |
C-CODE | 0893 |
ジャンル | 文芸作品 |
価格 | 2,200円 |
著者プロフィール
夏目漱石
ナツメ・ソウセキ
(1867-1916)1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)に生れる。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学した。留学中は極度の神経症に悩まされたという。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表し大評判となる。翌年には『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、東大を辞し、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。
日下武史
クサカ・タケシ
1931年東京生まれ。1953年慶応義塾大学仏文科を中退し、劇団四季の結成に参加。以後、舞台、吹き替え、ナレーションに活躍。舞台「悪魔と神」で1965年芸術祭奨励賞、「ヴェニスの商人」で1977年紀伊國屋演劇賞、「ひかりごけ」で1991年芸術選奨文部大臣賞受賞。1996年紫綬褒章、2002年勲四等旭日小綬章受章。
判型違い
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