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【大特集】東京とアート

芸術新潮 2025年11月号

(毎月25日発売)

特別定価1,700円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2025/10/24

発売日 2025/10/24
JANコード 4910033051152
定価 特別定価1,700円(税込)
●目 次

【大特集】東京とアート

巻頭グラフ

\アートテラー・とに~ presents/
I 東京アート特別区
AREA 01 丸の内
AREA 02 京橋・日本橋
AREA 03 六本木・麻布
AREA 04 天王洲・芝浦
AREA 05 両国・蔵前

Cover Story
“ラスボス”北斎に魅せられて。
髙橋海人 King & Prince
「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」案内


II アートと東京のその先へ

\達人が選ぶ!/
21世紀版 都内パブリックアート ベスト10
選・文 浦島茂世

\いつだって先端をゆく!/
東京タイル紀行
選・文 加藤郁美

Y教授の“東京アートめぐり”週間日記

温故知新的REBORN
たてもの×たからもの
畠山即翁と杉本博司、
荏原 畠山美術館にてセッション!


◆ Art News report ◆

鑑賞空間づくりのスペシャリスト
東京スタデオの80年

◆ Art News exhibition & book ◆

運慶が興福寺北円堂に籠めた創造の極み
| 対談 | 山本勉×皿井舞

◆ Art News exhibition ◆

ひとびとの跫音
──樂家の場合

  • ◆ Review ◆
  • 小森紀綱
  • ハロシ
  • ニッキー・マルーフ
  • 鎌田友介

◆ Regular Features ◆

◇ 巻頭 ◇

Goods & Shop

時と光の美術館〈103〉
ティファニー

とんぼの手帖〈23〉
アートへの入口「都美館」

◇ 連載 ◇

定形外郵便〈136〉
文 堀江敏幸

新連載
シティ・ポップ・アート〈1〉
永井博と『A LONG VACATION』
文 吉村栄一

ウホッ! いいアート〈5〉
半人半獣
──ホモエロティックな異形
文 入江敦彦

千住 博の
知となり肉となり〈28〉
美術館は刺激の宝庫 2

山下裕二の
新・今月の隠し球〈45〉
樋渡 賢(上)

福井江太郎の
駝鳥がゆく!!〈32〉
河北秀也さん

◇ PICK UP ◇

  • movie 佐々木敦
  • book 諏訪 敦
  • recommend 編集部のおすすめ!
  • ぐるぐるキョロキョロ展覧会記〈64〉
    小田原のどか
  • exhibition 全国展覧会情報

GALLERY'S PLAZA
ART CAFÉ
ART CAFÉ SPECIAL

次号予告

▼芸術新潮特別企画

時計の美を辿る〈3〉
パテック フィリップの壮麗な手仕事を読み解く
文・並木浩一

歴史と荘厳さ纏う重要文化財 明治生命館

TODA BUILDING開業から1年
意欲的なアート活動を振り返る

六本木から虎ノ門をアートで結ぶ
森ビルの街づくり

本との出会いと、未知なる体験と。
──特別な時間を過ごせる書店 大垣書店

靖雅堂 夏目美術店 創業95周年記念
奥田小由女と千住博が考える日本の美術の可能性

秋のアートスポット in 東京
日動画廊本店/たばこと塩の博物館/デジタルスタンプラリー東京アートウォーク/パークホテル東京/翠波画廊/ブルームバーグ・コネクツ/靖山画廊

アートとお金のはなし〈5〉
文・徳光健治
supported by GMOクリック証券

倉貫徹 石と響きあい、石と共に描く〈1〉

「所作」をデザインする
菊地あかねの「東京アート」

連載 美に魅せられて
アジア文化芸術協会〈69〉
東大寺《良弁僧正坐像》

最新号PICK UP

ハイブリッド化が止まらない!!
東京アートスポットの新たなる愉しみ

 暑かった、とんでもなく暑かった……本特集の取材は8月半ばから始まりました。

 アートテラー・とに〜さんのナビゲートのもと、特集班とカメラマン・チームが汗だくで巡りに巡った新旧の東京アートスポット、出会いと発見は山ほど。11月号の誌面では、その驚きとワクワクを丸ごと、お伝えしています。

 今回は丸の内、京橋・日本橋、六本木・麻布、天王洲・芝浦、両国・蔵前という5つのエリアをまわりましたが、各所で気づいたのは、美術鑑賞と飲食のハイブリッド化が目立つこと。
 美術館併設のカフェ・レストランはアート鑑賞あとさきのお楽しみとして定着していますが、近年、中小規模のギャラリーで、フードやドリンクを提供するスペースが急増しているのです。もちろん、これまでも店内でミニ展示を行うカフェや、バー・カウンターのあるギャラリーは見かけましたけれど、正直なところ、どこか“副業”的な印象は否めなかった。ところが、いまや展示も料理も本格的、抜かりないお店が多いわけです。ランチタイムにふらり、仕事帰りにひとり、作品と向き合いながら小腹を満たしたり、ワイン片手に友人たちとアート談義に興じたり、時にはアーティスト本人と言葉を交わしたりもできる、そんな場所が次々に生まれ、受容されているのですね~!

 このほかにも、21世紀版パブリックアートから、再開館1年にして杉本博司先生とスリリングなセッションを見せる荏原 畠山美術館まで、ヴァラエティ豊かに最新のアートスポット情報をお届け。イラストレーター別府麻衣さんによる、エリア別イラストマップ(Google Mapとも連動!)も本特集の見どころのひとつです。ぜひぜひ、本誌を手に街に出ましょう。

この号の誌面

編集長から

本誌を持って街に出よう
東京のアート・スポット
最新ガイド

 特集は「東京とアート」。アートの視点で東京の今に迫る試みだ。「丸の内」「京橋・日本橋」「六本木・麻布」「天王洲・芝浦」「両国・蔵前」──上野はあえて除外しての5エリアを、美術館やギャラリーだけでなく、カフェやフードにも目配りしながら探訪すれば、日ごろ自分がいかに固定化したルートを回るだけだったか反省することしきり。ルートを少し外れた処にあるさまざまとの出会いがなんと新鮮なことか。一連の取材の最後に訪れたのは、ちょうど1年前の秋に新装再開館した荏原 畠山美術館である。折しも始まった〈「数寄者」の現代〉展は、近代の実業家茶人・畠山即翁と現代美術家・杉本博司の激しいセッションの趣きで、アートの現場としての東京の可能性を強く感じさせる心躍る展観だった。
 表紙にはKing & Princeの髙橋海人さんが登場。CREATIVE MUSEUM TOKYOで開催中の葛飾北斎展のアンバサダーとして熱い北斎愛を語るグラフ+インタビュー8ページもお届けします。

芸術新潮編集長 高山れおな

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芸術新潮とは?

「暮らし」はアートであるをキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、表現する「芸術新潮」。1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。

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