【大特集】これだけは見ておきたい2026年美術展ベスト25 and More!
〈付録〉CALENDAR FOR Art Lovers 2026
芸術新潮 2025年12月号
(毎月25日発売)
| 発売日 | 2025/11/25 |
|---|---|
| JANコード | 4910033051251 |
| 定価 | 特別定価1,900円(税込) |
【大特集】これだけは見ておきたい2026年美術展
ベスト25 and More!
スペシャルグラビア
玉森裕太
100年前のモードに浸る
ご鑑賞は計画的に♪ 展覧会早見表
巻頭グラフ
12 DECEMBER 2025
Ex.01
建築を超えて──
磯崎新の創造の群島を旅する
Ex.02
彼女たちの戦後美術史
──前衛に挑んだ14人の軌跡
Ex.03
ソル・ルウィットの
ルールと余白と生成するアート
1 JANUARY 2026
Ex.04
リアルでリリカル
スウェーデン絵画が放つ光
2 FEBRUARY
Ex.05
モネ没後100年
色と光との対話を追う
Ex.06
英国はいかにして
現代アート大国となったのか
3 MARCH
Ex.07
これは事件?! 展示室がまっ茶色に‼
未曾有の「焼絵」体験を楽しもう
Ex.08
かわいくて、ゆるくて、
おかしい。それが蘆雪!
Ex.09
チュルリョーニスが奏でる
絵画のポリフォニー
4-5 APRIL-MAY
Ex.10
拝見! 加賀前田家、
100万石の至宝
Ex.11
豊臣兄弟栄花夢
Ex.12
アンドリュー・ワイエス
境界の彼方へのまなざし
Ex.13
ロン・ミュエク再び
巨大頭蓋骨100個とともに
6-7 JUNE-JULY
Ex.14
ポール・スミスがスタイリングする
あたらしいピカソ展
Ex.15
日本の恩人 フォンタネージの真価
Ex.16
みんなあつまれ! 愛されルノワール
Ex.17
大英博物館が誇る
珠玉の日本美術が里帰り
8 AUGUST
Ex.18
マリー・アントワネットを追いかけて
9 SEPTEMBER
Ex.19
\知られざる巨匠/
山鹿清華の自由すぎる染織芸術
Ex.20
ルーヴル美術館とっておきの
レオナルド作品が初来日!
美しき謎の貴婦人
10 OCTOBER
Ex.21
\ほぼ全作品初上陸!/
シンシナティから珠玉の
近代絵画コレクションがやってくる
Ex.22
ターナーが追究した
永遠の崇高、世界の深淵
Ex.23
萩尾望都×山岸凉子×大和和紀
少女漫画のレジェンド降臨!
Ex.24
天皇も戦国武将も茶人も虜にした
孤高の禅寺・大徳寺とは?
11 NOVEMBER
Ex.25
激動の19世紀に描かれた
「いま」の輝き
保坂健二朗×和田彩花
美術展2025回顧&2026展望
もっと見たい! 2026年展覧会60
COLUMN
1 2026年は青森が熱い
2 REOPEN NEW OPEN
3 キラリと光るコレクション展
4 ミュージアムグッズは進化する
解説:大澤夏美
◆ Regular Features ◆
◇ 巻頭 ◇
Goods & Shop
時と光の美術館〈104〉
ショパール
とんぼの手帖〈24〉
王妃の画家
◇ 連載 ◇
シティ・ポップ・アート〈2〉
鈴木英人と『FOR YOU』
文 吉村栄一
杉全美帆子と弘中智子の
にっぽん近代美術探偵団〈2〉
女性の美術教育の現場を調査せよ!
千住 博の
知となり肉となり〈29〉
四季と日本文化
福井江太郎の
駝鳥がゆく!!〈33〉
山﨑志朗さん
-
芸術新潮×GOAT
SPECIAL COLLABORATION - (1)枝と川柳またはNerholと暮田真名
川柳+エッセイ 暮田真名 -
(2)『膠と油』番外編 鹿と亜麻
漫画 ぱらり
◇ PICK UP ◇
exhibition 全国展覧会情報
2025年芸術新潮総目次
ART CAFÉ SPECIAL
ART CAFÉ
GALLERY'S PLAZA
次号予告
▼芸術新潮特別企画
時計の美を辿る〈4〉
パテック フィリップの
壮麗な手仕事を読み解く
文・並木浩一
前に進むために振り返る
塩谷亮の創作熱
明治安田 リレー連載〈1〉
川上未映子「べつのしかたで」
四半世紀ぶり!の貴重な仏像たち
上原美術館「伊豆のみほとけ」
アートとお金のはなし〈6〉
文・徳光健治
supported by GMOクリック証券
倉貫徹
石と響きあい、石と共に描く〈2〉
白寿生科学研究所
アートが溢れる企業物語
「観る」と「体験する」を楽しむ
山口体験美術館の試み
最新号PICK UP
来年はなに観る? 鑑賞計画はこの1冊で
いつもお盆をすぎたあたりから準備をはじめる「来年の展覧会特集」。
まずは全国の美術館・博物館、約300館と主催やPR会社各社に情報をお寄せいただくところからはじまり、そこから編集部がおすすめしたい、25の展覧会を取材しご紹介しています。この25展、開催時期やジャンルの偏りが生じないように選ぶのですが、それでも、その年の傾向のようなものがぼんやりと浮かび上がってくるのが面白いところ。
2026年は、ルーヴル美術館、大英博物館、オルセー美術館と三大美術館の名品が大集結する一方で、気になるのが、スウェーデンやリトアニアといった地理的な要因やジェンダーなどの分類上、少し前だったらマイナーとされたジャンルや作家に光を当てる展示がひそかに充実している点。焼絵(「やきえ」といいます。何それ?って人、きっと多いはず)や、名前はよく聞くけれど、まとまって作品を観る機会がなかったフォンタネージなど、展覧会企画者の情熱や奮闘が感じられる、マニアックでレアな展覧会もあり、「美術鑑賞の幅」がより広がる年となる模様。有名作家のイマーシブアートが流行る昨今ですが、まだまだ知らない、面白い作品に出会えそうです。
今年は付録のカレンダーも復活。絵柄は展覧会の開催時期にあわせて選んでいますので、リマインド機能も。こちらもあわせてお役立てください。
この号の誌面
編集長から
レオナルドから焼絵まで多彩な100展を紹介
アート・カレンダー付き
「これだけは見ておきたい2026年美術展ベスト25」をお届けします。特に注目する25展を月別に紹介、さまざまな切口のコラムなども合わせ、計100展近い情報を網羅した、年末恒例の大特集です。
2026年はオルセー、大英、ルーヴルの三大美術館展が揃い踏み。中でも「ルネサンス」をテーマとするルーヴル展では、《モナ・リザ》と同じイタリア絵画室からレオナルドのもうひとつの美麗女性像が来日するというのですから楽しみ過ぎ。こうした鉄板の大型展がひしめく一方、変わったところでは、支持体を線香などで焦がして図像を描き出す焼絵の展覧会も(もちろん本邦初!)。今やアメリカをも凌がんばかりの現代アート大国となった英国の躍進の秘密に迫り(YBAとその周辺をフィーチャー)、萩尾望都・山岸凉子・大和和紀という三大レジェンドの合同展で夢見心地に──といった具合に、ヴァラエティ豊かなラインナップ。本誌を片手にアート巡りにお出かけください。
芸術新潮編集長 高山れおな
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雑誌から生まれた本
芸術新潮とは?

「暮らし」はアートであるをキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、表現する「芸術新潮」。1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。




















































