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【特集】東京国立博物館×国立西洋美術館 対話するコレクション 比べてわかる日本美術と西洋美術

芸術新潮 2026年4月号

(毎月25日発売)

1,700円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2026/03/25

発売日 2026/03/25
JANコード 4912033050463
定価 1,700円(税込)
●目 次

【特集】東京国立博物館×国立西洋美術館 対話するコレクション 比べてわかる日本美術と西洋美術
案内役 [東軍]山下裕二 [西軍]宮下規久朗

一番 忘れられない肖像画
[東博]一休さん×[西美]アントニエッタちゃん

二番 近代彫刻の横綱たち
[東博]高村光雲×[西美]ロダン

三番 驚異の工芸品
[東博]濤川惣助の無線七宝×[西美]橋本コレクションの指輪

四番 版画のビジュアル・ショック 
[東博]東洲斎写楽×[西美]カロ

五番 狂気と美
[東博]上村松園×[西美]スーティン

六番 空間を創出する風景画
[東博]長谷川等伯の松林図×[西美]モネの睡蓮

七番 その巧さに舌を巻く
[東博]林十江の鰻×[西美]ブーグローの農村少女

八番 かわいくてキュンキュンしちゃう
[西美]クラーナハのユディト×[東博]埴輪「踊る人々」

九番 その渋さがたまらない
[東博]伝周文×[西美]ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ

十番 やんごとなき聖像
[西美]カルロ・ドルチの聖母像×[東博]院政期の普賢菩薩像

十一番 美麗本
[西美]内藤コレクションの中世写本×[東博]元永本古今和歌集

十二番 謎に満ちている
[東博]飛鳥時代の菩薩立像×[西美]フェルメール(に帰属)

十三番 ほのぼの、しみじみ
[東博]久隅守景×ゴーガン

十四番 パノラミックな群像劇
[東博]岩佐又兵衛×[西美]ルカ・ジョルダーノ

十五番 動物へのまなざし
[東博]伝毛松×[西美]クールベ

十六番 リアリズムの行き着くところ
[西美]バスケニス×[東博]速水御舟

十七番 あの世からうらめしや
[東博]葛飾北斎×[西美]フュースリ

十八番 もっと評価されるべき
[東博]渡辺省亭×[西美]ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

十九番 さすが東博、さすが西美 近年の新収蔵品
[東博]李公麟の五馬図×[西美]スルバランの聖人像

二十番 選者交代! 好きなんです
[西美]カぺの自画像×[東博]李氏の山水図

東京国立博物館 本館のコレクション展エリアMAP

国立西洋美術館 常設展エリアMAP


◆ Art News exhibition ◆

追悼 中村 宏先生──闇黒あんこくのプリーツ峡谷に捧ぐ──
文 風間サチコ

KEY TO LIT
中村嶺亜が描く極彩色の和様近未来

◆ Review ◆

  • ホリグチシンゴ
  • 丸山純子
  • 中西凜
  • 上原沙也加

◆ Regular Features ◆

◇ 巻頭 ◇

Goods & Shop

時と光の美術館〈108〉
カルティエ

とんぼの手帖〈28〉
元祖かわいいもの描き

◇ 連載 ◇

定形外郵便〈140〉
文 堀江敏幸

杉全美帆子と弘中智子の
にっぽん近代美術探偵団〈4〉
中村屋サロンを現場検証!

ウホッ! いいアート〈9〉
聖セバスティアヌス──ホモエロティックの告白
文 入江敦彦

千住 博の
知となり肉となり〈33〉
東京国立博物館と私

山下裕二の
新・今月の隠し球〈49〉
中島レナ(上)

福井江太郎の
駝鳥がゆく!!〈37〉
堀越希実子さん

◇ PICK UP ◇

  • movie 佐々木敦
  • book 諏訪 敦
  • recommend 編集部のおすすめ!
  • ぐるぐるキョロキョロ展覧会記〈68〉
    小田原のどか
  • exhibition 全国展覧会情報
  • ART CAFÉ SPECIAL
  • ART CAFÉ
  • GALLERY'S PLAZA
  • 次号予告

▼芸術新潮特別企画

アートとお金のはなし 番外編〈02〉
アートテラー・とに~がゆく ARTISTS' FAIR KYOTO 2026
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「東山魁夷と千住博展」に見る文化というバトン

東京美術倶楽部はアートのひみつ基地〈3〉
国宝、納めました

問いかけと希望 釘町彰はどこから来て何を描くのか

最新号PICK UP

1500円で上野の美術を楽しむ方法

 日本美術、西洋美術の優れたコレクションを有する上野の両雄、東京国立博物館と国立西洋美術館。人気の特別展・企画展の会期終了まぢかには、しばしば長蛇の列ができることも。ところで、どちらも特別展・企画展の半券を持っていれば、その日の常設展(コレクション展示)を無料で見られるってご存じでした? それに、東京国立博物館は1000円、国立西洋美術館は500円を払えば、原則いつでも常設展を見られます。つまり1500円あれば、上野で半日、日本にある最も優れた美術品を楽しむことができるのです。 今号の特集では、山下裕二先生(明治学院大学教授)を東博の応援団長、宮下規久朗先生(神戸大学教授)を西美の応援団長に迎えて、日本(東洋)美術と西洋美術による二十番の絵合わせを試みました。大学時代から知り合いだったおふたりですが、意外なことに対談は初めてとのこと。豊かな知識に基づきながら、それぞれのユニークな視点からとびだす発言には、「え? ほんとに?」「そんなストーリーが隠されていたとは知らなかった!」など、驚かされることがいっぱい。今号を片手に、“わたしたちの国立博物館・美術館”を有効活用しましょう。

芸術新潮
東京国立博物館本館外観 撮影:広瀬達郎(本誌)
芸術新潮
国立西洋美術館正面 写真提供:国立西洋美術館

この号の誌面

編集長から

日本美術と西洋美術を
東博・西美の所蔵品で比べてみれば

 昨年、東京と京都で開催された「西洋絵画、どこから見るか?」展をご記憶ですか。内容は、サブタイトルに「ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館VS国立西洋美術館」とある通り。両館のコレクションはルーヴルやプラド程の規模ではないものの、それぞれ強いジャンルがあり、優れた作品にも事欠かない。互いの長所を組合せ、独自の切口で見せる同展のあまりの面白さに、同じことを東博と西美でやってみたい!と思ったのが、特集「比べてわかる日本美術と西洋美術 対話するコレクション 東京国立博物館×国立西洋美術館」の出発点です。美術史家の山下裕二氏と宮下規久朗氏がセレクトした東博・西美の作品を肖像・風景・聖像などのジャンルや「巧い」「かわいい」「ほのぼの」などのキーワードでペアリングしました。スリリングな二十番の絵合わせにより、作品を見る解像度がグーっとアップすること受け合い。そう、“比べてわかる”は伊達ではないのです。

芸術新潮編集長 高山れおな

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「暮らし」はアートであるをキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、表現する「芸術新潮」。1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。

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