お知らせ

Amazonドラマ「チェイス」製作会社、
謝罪公表に関するご報告

このたびAmazonドラマ「チェイス」の公式サイト、およびドラマ製作会社であるJokerFilms株式会社のオフィシャルページに、「清水潔氏及び新潮社からの申入れに対するお詫びとお知らせ」と題する謝罪文が公表されました。またAmazonの「チェイス」視聴サイトでも、JokerFilms株式会社の謝罪に関する告知が掲載されました。
これら謝罪に加えて、本ドラマの各配信回末尾には、清水氏の著作を含めた本ドラマ製作時に参考とした文献・番組一覧、事件被害者と遺族に対する哀悼の意が新たに追加されました。
さらに本ドラマが、製作会社が当初主張していた「架空の物語」ではなく、実際に起こった北関東連続幼女誘拐殺人事件をモチーフに製作された旨も、訂正・追加記載されました。
謝罪はじめ、一連の追加措置をふまえ、清水氏および弊社は本ドラマの配信再開については異議を唱えないことにいたします。

弊社および弊社より刊行している『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』の著者・清水潔氏は、Amazonプライム・ビデオにて2017年12月22日から配信されたドラマ「チェイス」が、『殺人犯はそこにいる』と、ストーリー展開・情景描写・具体的なセリフなど内容が複数酷似しているとして、本ドラマを配信するアマゾンジャパン合同会社、製作会社のJokerFilms株式会社に対し、2018年1月17日付書面にて本ドラマ配信の即時中止を申し入れました。以降、協議を重ねた結果、このたびのご報告となりました。

本件に関する清水潔氏のコメントは以下の通りです。

「北関東連続幼女誘拐殺人事件の本質とは無関係な部分で、このような紛争が起き、そして長引くことは望んでおりません。今回は先方が謝罪をし、参考文献・番組が明示され、事件被害者と遺族へ対する哀悼の意がドラマ末尾に追加されたという事実を受け入れる事とします」

ドラマ「チェイス」に関しては多くの皆様から、清水氏の著作が原作なのではないか、との問い合わせを頂いておりますが、弊社および清水氏は本ドラマの製作について何ら関与いたしておりません。それゆえ当然のことながら、アマゾンジャパン合同会社、JokerFilms株式会社との一連の協議を経た現在も、弊社および清水氏は、原作使用料などドラマ製作に関する一切の対価を受け取っていないことを、念のため申し添えさせていただきます。
なお『殺人犯はそこにいる』の映像化につきましては、書籍発売後から数多くのお話を頂戴しておりますが、事件の被害者であるご遺族の感情に配慮し、弊社および清水氏は慎重を期して検討を進めております。

2018年11月13日
新潮社


Amazonドラマ「チェイス」への
配信中止の申し入れ

Amazonプライム・ビデオにて、2017年12月22日より「チェイス」なるドラマが配信されています。弊社および弊社より刊行している『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』の著者・清水潔氏は、本ドラマを配信するアマゾンジャパン合同会社、製作会社のJokerFilms株式会社に対し、2018年1月17日付書面にて本ドラマ配信の即時中止を申し入れました。
ドラマ「チェイス」に関しては多くの皆様から、清水氏の著作が原作なのではないか、との問い合わせを頂いておりますが、弊社および清水氏は本ドラマの制作について何ら関知いたしておりません。
なお『殺人犯はそこにいる』の映像化につきましては、書籍発売後から数多くのお話を頂戴しておりますが、事件の被害者であるご遺族の感情に配慮し、弊社および清水氏は慎重を期して検討を進めております。

2018年1月18日
新潮社


Amazonドラマ「チェイス」に関して

Amazonプライム・ビデオにて、2017年12月22日より「チェイス」なるドラマが配信されています。そのドラマに関して多くの皆様から、弊社より刊行している清水潔氏の著作『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』が原作なのではないか、との問い合わせを頂いておりますが、弊社および清水氏はドラマ「チェイス」の制作について何ら関知いたしておりません。
なお『殺人犯はそこにいる』の映像化につきましては、書籍発売後から数多くのお話を頂戴しておりますが、事件の被害者であるご遺族の感情に配慮し、弊社および清水氏は慎重を期して検討を進めております。

2017年12月28日
新潮社