文学賞

小林秀雄賞:斎藤環さん、與那覇潤さん 
新潮ドキュメント賞:横田増生さん 
受賞スピーチ

2020年10月9日(金)、第19回 小林秀雄賞・新潮ドキュメント賞(一般財団法人 新潮文芸振興会主催)贈呈式が行われました。 受賞者の斎藤環さん、與那覇潤さん、横田増生さんの受賞挨拶です。

第19回 小林秀雄賞
『心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―』斎藤環、與那覇潤(新潮社)

第19回 新潮ドキュメント賞
『潜入ルポ amazon帝国』横田増生(小学館)

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著者紹介

斎藤環サイトウ・タマキ

1961年、岩手県生まれ。精神科医。筑波大学医学研究科博士課程修了。爽風会佐々木病院等を経て、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、「ひきこもり」の治療・支援ならびに啓蒙活動。著書に『社会的ひきこもり』、『中高年ひきこもり』、『世界が土曜の夜の夢なら』(角川財団学芸賞)、『オープンダイアローグとは何か』、『「社会的うつ病」の治し方』ほか多数。

與那覇潤ヨナハ・ジュン

1979年、神奈川県生まれ。歴史学者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。学者時代の専門は日本近代史。地方公立大学准教授として教鞭をとった後、双極性障害にともなう重度のうつにより退職。2018年に自身の病気と離職の体験を綴った『知性は死なない』が話題となる。著書に『中国化する日本』、『日本人はなぜ存在するか』、『歴史がおわるまえに』、『荒れ野の六十年』ほか多数。

書籍紹介