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映画も話題、直木賞受賞作『何者』、累計76万部。新刊『何様』も増刷!

 映画「何者」が10月15日に公開されました。小社ホームページでは原作者朝井リョウさんの撮影現場見学動画なども掲載、朝井さんは「映画も小説も、自分よりも上の世代の方々からの反応が想像以上に大きく驚いています」とコメントしています。
 ライムスター宇多丸さん(「波」2016年12月号、24頁でご本人の新刊を紹介)はラジオの映画評で「就活体験はないし自分ではSNSはやっていないしこの作品の題材とは距離がある立場だけど、誰にとっても普遍的な話だと思いました」「出てくる人々みんな愛おしい。彼等を高みから嘲笑ったり批判するとかじゃない。苦い青春の終わりを容赦なく見つめながら、そこからこそ始まるのだ、と彼らを送り出している。これに僕は心底感動したんです、意地悪な話なのに、なんて優しいんだよ!と」「自分はああだったこうだったと、何時間でも語り合いたい大切な一本」「最後は恥ずかしいくらい嗚咽していました……」と、その魅力を語っています。
 アナザーストーリー集『何様』には、さらにその先をみつめる朝井さんの確かなまなざしが感じられます。映画を観て原作を読み返し、新作を読んで、どんな世代にも突き刺さる、深化した朝井リョウの世界を堪能してください。

波 2016年12月号「新潮社の新刊案内」より

著者紹介

朝井リョウアサイ・リョウ

1989年、岐阜県生まれ。小説家。2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2013年『何者』で第148回直木賞、2014年『世界地図の下書き』で第29回坪田譲治文学賞を受賞。他の小説作品に『チア男子!!』『星やどりの声』『もういちど生まれる』『少女は卒業しない』『スペードの3』『武道館』『世にも奇妙な君物語』『ままならないから私とあなた』『何様』『死にがいを求めて生きているの』『どうしても生きてる』『発注いただきました!』『スター』、エッセイ集に『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』がある。2021年、『正欲』で第34回柴田錬三郎賞受賞。

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