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能楽学会 東京例会(第110回)シンポジウム
「『能十番』を読む いとうせいこう氏を迎えて」

【2025年1月31日(金)14時開始】能楽学会 東京例会(第110回)シンポジウム「『能十番』を読む いとうせいこう氏を迎えて」

能楽学会では、先日刊行された『能十番―新しい能の読み方―』の著者いとうせいこう氏を迎え、シンポジウムを開催する(主催・能楽学会、共催・科研費研究プロジェクト「能の「ことば」の包括的・領域横断的研究に向けたオンライン・リソース構築」)。

今回のシンポジウムでは、能楽研究の立場からこの書物を謡曲の現代語訳と英訳の系譜のなかに位置づけ、その特質を語り合うことを通じて、謡曲の翻訳(=解釈)にどのような方法がありうるのか、どのような意義があるのか、そして能の言語芸術としての可能性は何かといったテーマを考える。

【プログラム】

能を読むことの面白さ──いとうせいこう氏に聞く/いとうせいこう・横山太郎(聞き手)

謡曲現代語訳の系譜と『能十番』/山中玲子

謡曲英訳の系譜と『能十番』/竹内晶子

パネルトーク/いとうせいこう・山中玲子・竹内晶子・横山太郎(司会)

開催日時 2025年1月31日(金)14時~17時30分
会場 法政大学市ヶ谷キャンパス 
ボアソナードタワー26階A会議室
問い合わせ先 nohgaku@shobix.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 〈参加費〉
能楽学会会員・非会員に関わらず無料。事前申し込み不要。
※どなたでもご参加いただけます。

著者紹介

いとうせいこうイトウ・セイコウ

1961年東京都生まれ。作家、クリエイター。早稲田大学法学部卒業後、出版社の編集を経て、音楽や舞台、テレビなどの分野でも活躍。1988年、小説『ノーライフキング』でデビュー。1999年、『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞受賞。他の著書に『ワールズ・エンド・ガーデン』『解体屋外伝』『ゴドーは待たれながら』(戯曲)、『文芸漫談』(奥泉光との共著、文庫化にあたり『小説の聖典(バイブル)』と改題)、『BACK 2 BACK』(佐々木中との共著)など。2013年3月に刊行した16年ぶりの小説『想像ラジオ』は第35回野間文芸新人賞を受賞するなど大きな反響を集めた。古典芸能に造詣が深く、『曾根崎心中』の現代語訳や文楽、狂言の創作も手掛けている。能については習って11年ほど。

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