お知らせ

いま注目の本! 森茉莉『恋人たちの森』、サン=テグジュペリ/著、堀口大學/訳『夜間飛行』

漫画界を席巻中の『本なら売るほど』に新潮文庫が登場。
期間限定帯をお見逃しなく!

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 愛書家たちが訪れる街の小さな古本屋「十月堂」。本と人との出会いを暖かく描く児島青さんの漫画『本なら売るほど』(KADOKAWA)は多くの読者を惹きつけ、『マンガ大賞2026』『このマンガがすごい!2026』〈オトコ編第1位〉などを受賞しました。
 作中には新潮文庫収録作品も出てきます。店主が常連の女子高生におススメする一冊として森茉莉の『恋人たちの森』が、古本屋で居合わせたお客さん同士の意外な共通点からサン=テグジュペリの『夜間飛行』が登場。
 そして今回『本なら売るほど』と新潮文庫のコラボが実現し、当該の二冊に漫画のコマが使われた特別帯が! 文庫から読むか漫画から読むか、ぜひどちらもお楽しみください。

波 2026年6月号「いま話題の本」より

著者紹介

森茉莉モリ・マリ

(1903-1987)東京千駄木生れ。森鴎外と二度目の妻志げの長女。生来病弱だったため、特に父の溺愛をうけて成長した。さらに20代での二度の離婚経験、初婚時代の滞仏体験を経て、幻想的な芸術世界を艶美繊細に築きあげる文学的資質が開花した。50歳を過ぎて父の回想記『父の帽子』(1957、日本エッセイスト・クラブ賞)で評価を得、その後は独自の創作を展開した。主著は『恋人たちの森』(田村俊子賞)、『甘い蜜の部屋』(泉鏡花賞)等。

サン=テグジュペリSaint-Exupery

(1900-1944)名門貴族の子弟としてフランス・リヨンに生れる。海軍兵学校の受験に失敗後、兵役で航空隊に入る。除隊後、航空会社の路線パイロットとなり、多くの冒険を経験。その後様々な形で飛びながら、1929年に処女作『南方郵便機』、以後『夜間飛行』(フェミナ賞)、『人間の土地』(アカデミー・フランセーズ賞)、『戦う操縦士』『星の王子さま』等を発表、行動主義文学の作家として活躍した。第2次大戦時、偵察機の搭乗員として困難な出撃を重ね、1944年コルシカ島の基地を発進したまま帰還せず。

堀口大學ホリグチ・ダイガク

(1892-1981)東京・本郷生れ。詩人、仏文学者。慶応義塾大学を中退し、10数年間外国で暮す。『月光とピエロ』に始まる創作詩作や、訳詩集『月下の一群』等の名翻訳により、昭和の詩壇、文壇に多大な影響を与えた。1979年文化勲章受章。

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