混迷の7.20参院選 注目候補12人を占う
当落天気予報付き
週刊新潮 2025年7月10日号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/07/03 |
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JANコード | 4910203120756 |
定価 | 510円(税込) |
当落天気予報付き
▼前厚労相「武見敬三」が恐れる18年前の悪夢
▼83歳で立候補「山東昭子」に健康問題を直撃
▼持論の「反ワク」で須藤元気の苦しい弁明
▼東京選挙区のダークホース、参政党「さや」の正体
▼維新をクビ「鈴木宗男」を拾った自民大幹部
▼社民党がラサール石井を引っ張り出した
▼裏金&失言「西田昌司」は反省ノ色ナシ……ほか
安倍晋三元首相が存命なら日本外交はどうなっていたか
秋篠宮邸の異様な光景
▼お祝いさえ言えない50人の職員たち
▼専門家は「悠仁さまにとってもよくない」
「マイオカイン」で元気になる運動法
「がん共存療法」3年目の確かな可能性
▼座間9人殺害「白石隆浩」 死刑執行3日前に面会した弁護人の告白
▼VIP待遇に批判続出…… 維新議員が大阪万博“視察”で大ハシャギ
▼「いきなり主演は大失敗」 早くも女優「Kōki,」に訪れた危機
▼中国人相手に猛成長?!
▼「変態行為」愛人200人
▼「JOC会長選」全舞台裏
▼浜木綿子89歳自叙伝に
活動停止「国分太一」本当の“タレント価値”
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/岸本葉子
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子対談 タケカワユキヒデ ゴダイゴ
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/岩井志麻子
▼Bookwormの読書万巻/兼原信克
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
混迷の7.20参院選 注目候補12人を占う
当落天気予報付き
永田町はすっかり参議院議員選挙モードである。台風の目になるのは都議選で躍進した参政党。選挙区でも議席を獲得する勢いだという。一方、自民党に対する逆風は日に日に強さを増しており、自公過半数割れを危ぶむ声も。選挙後には嵐が吹き荒れそうである。
初孫誕生「紀子さま」に職員の苦衷──
秋篠宮邸の異様な光景
秋篠宮家の長女・小室眞子さん(33)の出産が報じられたのは5月下旬。その後、宮内庁からなされた発表は、4年前の結婚の経緯もあって実によそよそしいものだった。さらに当の秋篠宮邸では目下、祝意を口にするのも躊躇われる雰囲気が漂っているというのだ。
[老化と病気を防ぐ]健康ホルモン
「マイオカイン」で元気になる運動法
寝たきりにならないためにも筋肉は鍛える必要がある。それは分かっている。でも、率直に言って筋トレは面倒くさい……。そんな人に朗報だ。筋肉からは健康ホルモンが分泌され、“天然の万能薬”の役割を果たしてくれるのだ。何もアスリートのように鍛えずとも。
ステージ4の緩和ケア医が実践
「がん共存療法」3年目の確かな可能性
ステージ4と診断された緩和ケア医の山崎章郎氏が自ら実践している「がん共存療法」。あわせて行った臨床試験は3年目を迎えたが、患者の生存期間は標準治療の中央値を超え、QOLも改善されて医療費の抑制にもつながった。その「確かな可能性」をレポートする。
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。