ホーム > 雑誌 > 雑誌詳細:週刊新潮 > 雑誌詳細:週刊新潮 2007年12月27日号

「家族の迷宮」から乱射された「凶弾」

週刊新潮 2007年12月27日号

(木曜日発売)

336円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2007/12/20

発売日 2007/12/20
JANコード 4910203141270
定価 336円(税込)

「家族の迷宮」から乱射された「凶弾」
▼「誘われた親友」が見た「阿鼻叫喚」の銃撃現場
▼倉本さんは「黒魔術」の「生贄」に選ばれた!
▼近所の主婦に「アンタの部屋にはいつでも忍び込める」
▼母・父・息子「家庭内暴力」の連鎖が「崩壊の予兆」だった
▼無職息子に「新車とボート」甘すぎた母親の「盲目の愛」
▼洗礼名「ミカエル」馬込家ルーツは「潜伏キリシタン」

見れば必ず「日本人嫌いになる」南京大虐殺記念館に「協力した日本人」
「強姦され殺された女性の模型」
「薄ら笑いを浮かべる日本兵」
おぞましい中国のプロパガンダ会場で「スター扱い」される日本人がいた!

「品格なき素顔」を元幹部にバラされた創価学会「池田大作」

「青山学院とインターナショナル」子供のお受験で「芸能人」はどちらを選ぶ?

「藤原紀香も真っ青」告発された「レオパレス21」の違法経営

【ワイド】そこに日本人がいた!
(1)知事選出馬「橋下弁護士」本当は「ネクラ」なんだって
(2)「猪口邦子」の比例1位「アピール文書」は自民党で物笑い
(3)口癖は「子供がほしい」志村けんの「悲しき老境」
(4)第一生命「株式会社化」で保険契約者は「11万円」もらえる?
(5)「守屋邸」からこっそり運び出された「段ボール箱」6個の追跡
(6)「石原伸晃」の後も入会者続出「山崎派」だけがなぜモテる
(7)「言論統制」で記者を恫喝する「巨人・阪神」伝統の一戦
(8)「子猫を焼き殺した」でブログ炎上の「公務員」が特定されるまで

「机の上や地下倉庫でセックス!?」
議会も追及したダブル不倫職員の「京都市役所はラブホ」騒動

【著者インタビュー】イアン・マキューアン
9・11後の「不安な1日」を描いた『土曜日』  インタビュアー/大野和基

■■■ 小 説 ■■■
誘惑/北原亞以子
さよなら渓谷【最終回】/吉田修一
螻蛄(けら)/黒川博行

黒い報告書/粉川 宏

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智)
▼掲示板 ▼TV視聴室
▼結婚 ▼墓碑銘
▼囲碁・将棋(解答)

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/インシデント/オーバーシーズ/エンターテインメント
▼アーツ/マイオンリー/ガイド/スクリーン/ブックス/テレビジョン/スポーツ/タウン

■■■ コラム ■■■
マイ・フレーズ My Phrase/都倉俊一
健康【狂】時代/中原英臣
TV無法地帯/丸山タケシ
幕末バトル・ロワイヤル/野口武彦
B級重大ニュース
あとの祭り/渡辺淳一
私の週間食卓日記/井上和香
福田和也の闘う時評/福田和也
おれのゴルフ/青木 功
石原良純の楽屋の窓/石原良純
見ずにすませるワイドショー/林 操
秘密の花園/山田美保子
トホホな朝 ウフフの夜/斎藤由香
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之

■■■ グラビア ■■■
・とっておき私の奈良 ・おちょクリック!
・名産品事始 ・部屋の記憶 ・黒鉄漫画研究所(黒鉄ヒロシ)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。