「麻生総理」残日録
週刊新潮 2009年8月13・20日号
(木曜日発売)
発売日 | 2009/08/05 |
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JANコード | 4910203130892 |
定価 | 特別定価366円(税込) |
▼「河村」「園田」から無視された「麻生アイディア」
▼「マニフェスト記者会見」予行演習2時間の徒労
▼ホテルのバー通いをやめて次の河岸は公邸設置のバー
▼「身内すら守れず」と叩かれた「日本を守る責任力」
▼公邸から「松濤」優雅な都落ちになる9月第2週
[青森1区]世襲制限「太宰治」の孫が自民党から弾かれた
[福島2区]元キャバ嬢「太田和美」の武器は「ハグ&ボディタッチ」
[東京10区]「小林興起」まで遇する民主党の「小池百合子」元環境相殱滅作戦
[東京12区]「太田昭宏」公明党代表が白いワイシャツに託したあの方への忠誠心
[神奈川11区]片手で握手する「小泉進次郎」に横須賀の向かい風
[兵庫8区]「田中康夫」をヤジで攻撃した謎の「オバさん軍団」
[福岡7区]敵前逃亡2回目と蔑まれる「古賀誠」前選対委員長の吹いた法螺
[宮崎1区]「生まれ変わった」を連発する日教組舌禍の「中山成彬」前国交相
【グラビア編】
[長崎2区]弱みは見せない「久間章生」元防衛相のたこ焼きと生ビール
[東京3区]黒服の客引き風景と重なる「石原宏高」辻立ち
[静岡7区]日本一の馬力でも「片山さつき」哀愁盆踊り
[北海道12区]「武部勤」元幹事長から焼肉の香りが漂ってくる
[東京1区]祭り会場を梯子する「与謝野馨」財務相の手ごたえ
[愛媛1区]「塩崎恭久」元官房長官が悲壮感たっぷりにガブリ寄る
「東宮」に閉じ籠られた「雅子さま」
伝説の鮨職人が見た「白洲次郎」の男気と「正子」の観察眼
「佳境亭」女将が初めて語った赤坂「料亭政治」の光と影(前編)
(2)紫綬褒章「松坂慶子」の骨肉愛憎劇に終止符が打たれた
(3)バックスクリーン3連発を生んだ「岡田彰布」の鈍感力
(4)肉食系女子の草分け!? 「石井苗子」と17歳下の男の子
(5)絶叫美人だった幸福の科学「小川知子」は候補者を辞退
(6)「タクシーキック」でNHK「松平定知」アナの歴史が動いた
(7)自宅を「尾崎ハウス」と命名された「小峰宅」の高揚感
(8)ずっと手を握っていた「宮沢りえ」「貴花田」婚約記者会見
(9)「若林志穂」から女優生命を奪ったナイフ男と警官の相討ち
(10)「チャック開いてるよ」で始まった「松井秀喜」5連続敬遠
(11)ためらい傷なし「中森明菜」が「近藤真彦」の部屋で倒れた
(12)妻帯者と愛を誓った「細川ふみえ」サイパンの黒い結婚式
(13)梨花の色香で代表エースを棒に振ったQBK「柳沢敦」
(14)良妻賢母「三田佳子」を傲慢なバカ母に変えた伝説の記者会見
(15)1000人の暴力団が追いかけた「中江滋樹」の逃亡作法
(16)9階バルコニーから土砂降りの雨空に翔ていった「窪塚洋介」
(17)「安室奈美恵」を苦しめる「実母惨殺事件」の闇を義父が語った
私が選んだ「ベスト5」 Book Selection
川本三郎/児玉 清/大森 望/縄田一男
CD & DVD Selection
夏休み映画30本チェック Cinema Selection
白川佳夫/北川れい子/グレゴリー・スター
TV視聴室 夏休み番組スペシャル
夏休み Special Guide
あとの祭り/渡辺淳一
変見自在/高山正之
明治めちゃくちゃ物語/野口武彦
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
オギノメ 猫の目/荻野目慶子
言いたいこと 言えなかったコト/長嶋一茂
テレビの穴/赤坂真理
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
賢い定年ガイドブック/桐山秀樹
永田町を斬る!/矢野絢也
気になる一手/中原 誠・梅沢由香里
私の週間食卓日記/市川亀治郎
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース
ナニカアル/桐野夏生
写楽 閉じた国の幻/島田荘司
寂滅の剣/北方謙三
▼掲示板 ▼結婚 ▼墓碑銘
▼ロビー/ビジネス/インシデント/オーバーシーズ
▼マイオンリー 池部 良
▼エンターテインメント/スポーツ/タウン
・管見妄語(藤原正彦)
・屋号の探険【最終回】
・人間国宝の素顔【最終回】
・わが街 日常遺産
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。