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誰も「美人結婚詐欺師」と書けなかった「毒婦」のグロテスク人生

週刊新潮 2009年11月12日号

(木曜日発売)

356円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2009/11/05

発売日 2009/11/05
JANコード 4910203121197
定価 356円(税込)

誰も「美人結婚詐欺師」と書けなかった「毒婦」のグロテスク人生
▼警察「行動確認50日」が想定した「完全否認」シナリオ
▼「コンドーム」虚言の中学時代「中年男」と交際の高校時代
▼愛犬家殺人を思い出す独居老人狙いの「シーズー犬」斡旋業
▼「実父」謎の転落死と遺骨を納めた東本願寺400万円の墓
▼吝嗇「カップ麺」被害者に7400万円を吐き出させた空想物語
▼顔を合わせてガッカリの男性を虜にした「奉仕」と「奥義」
▼当局が注目する最も親密な「バス釣り男」と「空の口座」

【ワイド】「ハロウィン・パーティー」宴の後
(1)引退30年! 「山口百恵」復帰プロジェクトが動き出す
(2)「星の王子さま」円楽師匠は難題を全部片付けて星になった
(3)双子出産にチャレンジするNHK「武内陶子」アナ44歳
(4)野球賭博で実弟逮捕! 「坂本冬美」の悩みは紅白連続出場
(5)「十和子本」大人気でもアパレル休業「君島ブティック」
(6)オリンピックに「黄信号」が灯った絶不調の「浅田真央」
(7)「落合ドラゴンズ」が痺れた中日スポーツ「ドーピング記事」
(8)今どき「コマネチ」強要! 美人OLから訴えられた派遣会社

【特別読物】「大麻」「女」「独立」で干されちまった「芸能人列伝」
芸能ジャーナリスト  安良佳人

【特別読物】ツアコンは見た! ジコチュー日本人が掻き捨てた「旅の赤っ恥」
ツアーコンダクター  田中亜理沙

【ワイド】「民主党」問題議員のトラブル案件
▼「鳩山由紀夫」総理を見下した「小沢一郎」幹事長の独裁
▼事務所が労組と同居する「鳩山内閣」例の2閣僚
▼10カ月で7階建てビルを転売で大損した元「大阪府警刑事」
▼昔は「ブラックエンペラー」!? 新人代議士の不正投票疑惑
▼元秘書が告発「下条みつ」は生コン会社からも訴えられていた
▼閣内不一致では済まない普天間基地で「岡田克也」外相のクビ

「追っかけギャル」が「若い刑事さん」にジュースをぶっかけた
ジャニーズ「赤西仁」を巡る夜の大捜査線

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
明治めちゃくちゃ物語/野口武彦
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
オギノメ 猫の目/荻野目慶子
言いたいこと 言えなかったコト/長嶋一茂
テレビの穴/赤坂真理
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
賢い定年ガイドブック/桐山秀樹
永田町を斬る!/矢野絢也
気になる一手/中原 誠・梅沢由香里
私の週間食卓日記/石 弘光
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
虚像/高杉 良
橘花抄/葉室 麟
ナニカアル【最終回】/桐野夏生

黒い報告書/井口民樹

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/インシデント/オーバーシーズ
▼マイオンリー 奥島孝康
▼スクリーン 白井佳夫
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 大森 望
▼エンターテインメント/スポーツ/タウン/テレビジョン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・おちょクリック!
・銅像逍遙
・緑と暮らす私の愛する庭
・わが街 日常遺産
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。