われら衆愚の審判
週刊新潮 2010年7月22日号
(木曜日発売)
発売日 | 2010/07/14 |
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JANコード | 4910203140709 |
定価 | 特別定価377円(税込) |
▼福耳「枝野幸男」は「金」と「人」を知らない幹事長だった
▼自民党“抵抗勢力”と密会情報「小沢一郎」元幹事長の蠢動
▼大量の怪文書でも山教組丸抱え「輿石東」参院議員会長
▼心臓バクバク「千葉景子」法相に夫婦別姓ボディーブロー
▼勝っても求心力が増さない「谷垣禎一」総裁の不安点
▼五十路で垢抜けた「片山さつき」は衆議院に再挑戦するか
▼「野田聖子」動員の街頭演説に便乗した「佐藤ゆかり」
▼父の脳梗塞でスムーズな世襲と言われる「青木幹雄」長男
▼「鳩山太郎」が選挙カーの中で下ネタ独り言だから落選した!
▼「岡部まり」大暴走の選挙スタイルを変えたのが遅すぎた
▼6キロ減量「堀内恒夫」とナベツネ頼み「中畑清」の明暗
▼吸収合併!? 自民党を辞めなきゃよかった「舛添要一」新党改革代表
▼「渡辺喜美」みんなの党代表が躍進を報告する泉下のミッチー
【グラビア編】
▼「田中真紀子」が秋の代表選に名乗り出そうな悪い冗談
▼すっかり野党気分に戻った「福島瑞穂」社民党党首にブーイング
▼鼻歌交じりに富士山頂「谷亮子」はヒマラヤに行け!
▼「三原じゅん子」元レーサーの血が騒ぐ選挙カーのハンドル
▼等身大ポスターを美脚に大修整? 「猪口邦子」元少子化相
▼「石井浩郎」圧勝で日本一無口な政治家の誕生
▼勝利の美酒が呑めなかった「原田大二郎」1000円特注ランチ
▼「池谷幸雄」でわかった逆立ちしても一票にはならない
▼ワンちゃんのために政治家を志していた「岡崎友紀」に脱力
▼「蓮舫」行政刷新相いつか女性総理の声も上がる成り上がり物語
「愛子さま」転校候補はスイスと豪州「名門全寮制」
輸入解禁10年「外国産カブト・クワガタ」で生態系大破壊
(2)さっぱり売れない「松任谷由実」CM入り最新シングル
(3)「深キョン」ボンデージ神話を証明した「加藤夏希」と「仲里依紗」
(4)カツマーブームは去ったのに「勝間和代」出版はのべつ幕無し
(5)「はるな愛」24時間マラソンで6時間のお化粧ロスタイム
(6)壮大な宇宙進出はどこに行った「ホリエモン」AV進出
(7)「佐々木希」連ドラ主演にケチがついた角界内紛「貴乃花」
(8)海外ドラマ「パクリ」で味をしめた「ドラマ王国」フジテレビ
(9)メキシコ湾「原油流出」で儲けた環境商人「ケビン・コスナー」
(10)「泰葉」がピクニック気分で裁判所「被告側席」にやってきた
(11)変な男が寄ってくる!? 「梅宮アンナ」のサハラ・マラソン
(12)「岡ちゃん」W杯大健闘で結局いくら貰えるか
口を拭って処分なし「千代大海」の「野球賭博」と「裏カジノ」
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
オギノメ 猫の目/荻野目慶子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
気になる一手/中原 誠・青葉かおり
私の週間食卓日記/春風亭栄枝
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース
黄泉から来た女/内田康夫
ナニワ・モンスター/海堂 尊
虚像/高杉 良
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘
▼テレビジョン
▼マイオンリー 奥田瑛二
▼エンターテインメント
▼スクリーン 白井佳夫
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 立川談四楼
▼ロビー/ビジネス/オーバーシーズ/インシデント/スポーツ/タウン
・管見妄語(藤原正彦)
・おちょクリック!
・神秘の水槽
・昼の贅沢 名店ランチ
・一歩先行くもてなしの宿
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。