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「脛の古傷」を暴露されて牙を剥く! 赤い官房長官「仙谷由人」の研究 中編

週刊新潮 2010年11月4日号

(木曜日発売)

356円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2010/10/28

発売日 2010/10/28
JANコード 4910203111105
定価 356円(税込)

「脛の古傷」を暴露されて牙を剥く!
赤い官房長官「仙谷由人」の研究 中編
――元暴力団組長に対する5億円の債権回収交渉――。経歴の暗部に触れられた官房長官は報道を止めようと2度も内容証明郵便を送り、聞き入れられないと見るや、訴訟を起こした。しかし、驕れる権力者の仄暗い過去は、ある裁判の資料に残っていた。

▼ズタボロ菅内閣を支える「怪しい法律論」に惑わされるな
自民党政調会長 石破 茂
▼「仙谷時代の閑職総理」とサラリーマンが嗤っている
みんなの党代表 渡辺善美
▼女性有権者が「小沢」よりも「仙谷」を嫌う理由
自民党参院政審会長 山本一太
▼傲慢答弁連発は「オレが一人で内閣を仕切っている」
みんなの党幹事長 江田憲司

間違いだらけの「終の棲家」
入ってはいけない「老人ホーム」大研究
▼「汚物処理室」を見て施設の善し悪しを知る
▼「計画倒産」「詐欺」もある「悪徳業者」実例集
▼外部評価「オールA」でも安心できない癒着の大甘査定
▼美辞麗句が躍る「豪華パンフレット」の正しい読み方
▼「寝たきり老人」へ最速の道という「過剰介護」の罠
▼厚労省指針「90日間クーリングオフ」に気を緩めるな
▼全国4万戸「高齢者専用賃貸住宅」に入って困ること
▼「超高級老人ホーム」はロングドレスで学閥イジメ!?

【特別読物】首都「東京」の歴史と歩んだ「帝国ホテル」120年史
ライター 本郷明美

「朝日新聞」日暮れ時
▼「日本癌学会」「がん患者団体」から袋叩きにあった妙な「一面記事」
▼一致率9割! 「共同通信」記事のコピーのような盗用
▼68人が応募した垂涎の「早期退職制度」で経営難が透けている
▼社主家が「読売新聞に朝日株を譲渡」という噂の真贋

【沢尻エリカ失踪の真相】三行半の夫「高城剛」の「俺とエリカとマドリード」

1000ミリ豪雨 「奄美大島」の生と死のドラマ
▼幼馴染の墓石に命を救われた
▼九死に一生「自動販売機」の浮島
▼土石流の跡を歩いた臨月妊婦出産

自信喪失! 絶不調! 跳べない「浅田真央」を立ち直らせる「男の背中」

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
オギノメ 猫の目/荻野目慶子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
セレブゴシップ天国ときどき地獄/関 陽子
気になる一手/中原 誠・青葉かおり
私の週間食卓日記/河瀬直美
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
黄泉から来た女/内田康夫
ナニワ・モンスター/海堂 尊
虚像/高杉 良

黒い報告書/深笛義也

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/インシデント/オーバーシーズ
▼マイオンリー 岩本 勉
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 渡邊十絲子
▼エンターテインメント/スポーツ
▼スクリーン グレゴリー・スター
▼テレビジョン/タウン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・おちょクリック!
・神秘の水槽
・中年弁当男子
・一歩先行くもてなしの宿
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。