「脛の古傷」を暴露されて牙を剥く! 赤い官房長官「仙谷由人」の研究 中編
週刊新潮 2010年11月4日号
(木曜日発売)
発売日 | 2010/10/28 |
---|---|
JANコード | 4910203111105 |
定価 | 356円(税込) |
赤い官房長官「仙谷由人」の研究 中編
入ってはいけない「老人ホーム」大研究
▼「計画倒産」「詐欺」もある「悪徳業者」実例集
▼外部評価「オールA」でも安心できない癒着の大甘査定
▼美辞麗句が躍る「豪華パンフレット」の正しい読み方
▼「寝たきり老人」へ最速の道という「過剰介護」の罠
▼厚労省指針「90日間クーリングオフ」に気を緩めるな
▼全国4万戸「高齢者専用賃貸住宅」に入って困ること
▼「超高級老人ホーム」はロングドレスで学閥イジメ!?
▼一致率9割! 「共同通信」記事のコピーのような盗用
▼68人が応募した垂涎の「早期退職制度」で経営難が透けている
▼社主家が「読売新聞に朝日株を譲渡」という噂の真贋
▼九死に一生「自動販売機」の浮島
▼土石流の跡を歩いた臨月妊婦出産
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
オギノメ 猫の目/荻野目慶子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
セレブゴシップ天国ときどき地獄/関 陽子
気になる一手/中原 誠・青葉かおり
私の週間食卓日記/河瀬直美
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース
黄泉から来た女/内田康夫
ナニワ・モンスター/海堂 尊
虚像/高杉 良
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘
▼ロビー/ビジネス/インシデント/オーバーシーズ
▼マイオンリー 岩本 勉
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 渡邊十絲子
▼エンターテインメント/スポーツ
▼スクリーン グレゴリー・スター
▼テレビジョン/タウン
・管見妄語(藤原正彦)
・おちょクリック!
・神秘の水槽
・中年弁当男子
・一歩先行くもてなしの宿
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。