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「英雄」か「英雄気取り」か「変わり者」 見る前に跳んだ「海上保安官」の素顔

週刊新潮 2010年11月25日号

(木曜日発売)

356円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2010/11/18

発売日 2010/11/18
JANコード 4910203141102
定価 356円(税込)

「英雄」か「英雄気取り」か「変わり者」
見る前に跳んだ「海上保安官」の素顔
――厳罰に処せと圧力を掛けた官邸は、世論を怖れ、逮捕に待ったを掛けた。ヒーローになった男の歩んできた半生。

松嶋菜々子・近藤サト・広末涼子
芸能人「お受験戦争」勝者と敗者
――水も滴る女優も有名アナも地味スーツを着こなしたお受験シーズンは終わりを迎えた。大輪の菊が咲いた人、モミジが散った人……。

「APEC」来日首脳も苦笑い
恥をかき続けた哀しきピエロ「菅直人」総理

誰も止められない「赤い官房長官」の暴走
▼メディアは恫喝でも胡錦濤夫人への真珠を探させた
▼霞が関も呆れた「検察刷新」メンバーに自分の代理人
▼ハッタリだと見透かされた「問責可決なら解散」発言

教科書は将軍サマ礼賛と歪曲反日
常識人なら開いた口が塞がらない「朝鮮高校無償化」

「子ども手当」腰砕け 「高速道」未だ有料 「議員定数削減」棚上げ 「仕分け」停滞中
それなのに近づく「大増税」の足音

【ワイド】木枯らしのエピローグ
(1)「ほしのあき」の胸で溺死した13歳下の天才騎手「三浦皇成」
(2)「右往左往」の意味を知らない大作家「水嶋ヒロ」は大丈夫か
(3)まもなく結婚「小倉優子」妊娠説まで流れた情報戦争
(4)「うねり打法」を楽天で時代錯誤の「がんばれ!! タブチくん!!」
(5)冷血「落合監督」と「福嗣クン」のネット漫才実況中継
(6)「禁断の恋」騒動を卒業した「美人すぎる市議」のメルマガ高すぎ!

「ナベツネ」主筆と「氏家」日テレ会長を大批判した日テレの元政治部長

無敵の「白鵬」を土俵下に突き落とした「ある罵声」

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
オギノメ 猫の目/荻野目慶子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
セレブゴシップ天国ときどき地獄/関 陽子
気になる一手/中原 誠・青葉かおり
私の週間食卓日記/星野知子
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
黄泉から来た女/内田康夫
ナニワ・モンスター/海堂 尊
虚像/高杉 良

黒い報告書/岩井志麻子

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー
▼マイオンリー 山口ひろかず
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 立川談四楼
▼ビジネス/オーバーシーズ/エンターテインメント/インシデント/スポーツ
▼スクリーン 白井佳夫
▼テレビジョン/タウン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・おちょクリック!
・神秘の水槽
・中年弁当男子
・一歩先行くもてなしの宿
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。