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「菅民主」誰がために葬送行進曲は鳴る

週刊新潮 2010年12月23日号

(木曜日発売)

356円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2010/12/16

発売日 2010/12/16
JANコード 4910203141201
定価 356円(税込)

「菅民主」誰がために葬送行進曲は鳴る
▼「輿石参院議員会長」に位負けした「岡田幹事長」赤っ恥
▼「小沢一郎」元代表が「破れかぶれ解散だ」と呟いた
▼「ナベツネ主筆」が持ち歩く小沢抜き「大連立」
▼内閣改造のウルトラCは「舛添要一」官房長官
▼「小池百合子」自民党総務会長がズバリ「私は総理になりたいわ」
▼衆院解散で修復不能の亀裂が入った「公明党」の内幕

時代はデジタルでも「愚者のランプ」
週刊新潮版「テレビの大罪」
(1)衆愚におもねるコメンテーターの小学生的「善悪」二元論
(2)「整形」「痩身」を大推奨! 若くて美人ならバラ色人生という貧困
(3)いつもの偽善がどこかにけし飛ぶ「芸人主導」バラエティーの毒
(4)「世界に一つだけの花」症候群をまき散らすドラマが薄っぺらい
(5)「テレビ・ショッピング」が大手を振って今日もトラブル続出
(6)なぜバレーボール「世界大会」はいつも日本でやるのか

【特別読物】視聴者を幼児化させる「オカルト番組」のネタばらし
超常現象研究家 本城達也
▼FBI超能力捜査官の重大事件解決率0%
▼「予言者」的中は台風襲来だけ
▼誰でも撮れる心霊写真
▼4500円で売っている超能力者のネタ

【特別読物】「磯村みどり」「荒木由美子」「坪内ミキ子」
地獄に一条の光を見た「有名女優」介護日誌
ノンフィクションライター 歌代幸子

「殺人保冷車」に叔父を殺され当選した「茨城県議」

「これで賞金2000万円なら私も億万長者!」日本中の「作家志望者」を勇気づけた
「水嶋ヒロ」『KAGEROU』の冷笑的読解法

本音では「尖閣」を北京に貢ぎたい!?
「中国」贔屓が度を越す「朝日新聞」社説が穴だらけ

取り繕った神妙会見の効果も雲散霧消
天下のふとどき者「海老蔵」が梨園から総スカンを食った!

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
オギノメ 猫の目/荻野目慶子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
セレブゴシップ天国ときどき地獄/関 陽子
気になる一手/中原 誠・青葉かおり
私の週間食卓日記/近藤良平
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
黄泉から来た女/内田康夫
虚像/高杉 良
途方もなく霧は流れる/唯川 恵

黒い報告書/杉山隆男

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/オーバーシーズ
▼マイオンリー 綾小路きみまろ
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 立川談四楼
▼エンターテインメント/インシデント/スポーツ
▼スクリーン 白井佳夫
▼テレビジョン/タウン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・おちょクリック!
・神秘の水槽【最終回】
・中年弁当男子
・一歩先行くもてなしの宿
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。