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不条理の城の暗闘

週刊新潮 2011年1月27日号

(木曜日発売)

356円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2011/01/20

発売日 2011/01/20
JANコード 4910203140112
定価 356円(税込)

不条理の城の暗闘
▼離党勧告は不可能と読んだ「小沢一郎」元代表の隠れ選挙準備
▼「菅総理」が開いた幼稚園風「すき焼き屋誕生パーティー」
▼陛下の前で居眠りした「仙谷由人」代表代行の未練タラタラ
▼世間が嗤う「与謝野馨」経済財政相が「海江田万里」経産相を嗤う
▼右翼との写真を蒸し返された「中野寛成」国家公安委員長
▼「枝野官房長官」の福耳に飛び込む大音量の不協和音
▼長崎の仇を江戸で討った「西岡武夫」参院議長の裏千家初釜

2年で5人が去った
「東宮」に何が起きているのか!
――3年前、学習院幼稚園の園長から「東宮」へとヘッドハンティングされた女官は、昨年暮れ、ひっそりと退職している。そして年が明け、今度はベテラン女官長が退任……。東宮ではわずか2年足らずの期間に、皇太子ご一家を支える女官や職員が5人も姿を消していた。

「電撃訪朝&めぐみさん奪還」を前原外相に吹きこんだミスターX
――突如、北朝鮮との対話を言い出した菅内閣。その裏に透けて見える前原外相の思惑と怪しい非公式人脈。

迫る大飛散 カウントダウン!
「有名人」が明かす「私はこうやって花粉症を撃退する!」
▼3個で500円「鼻フィルター」で99%カット「長嶋一茂」
▼アロエ軟膏に頼った「梶芽衣子」と「小島慶子」の漢方指南
▼北斗晶「ニンニク注射」にプロゴルファーの「ブロック注射」
▼豆乳で淹れたミルクティーが効果抜群「山本一太」
▼「照英」は2年に1度レーザーで粘膜を焼いている
▼とにかく空気清浄機という「峰竜太」と「堀ちえみ」
▼「正午と夕刻」雨の翌日が鬼門という花粉飛散の最新常識

地デジ元年「新春ドラマ」辛口批評
●「冬ソナ」コピーと「ごくせん」類似品
●昔の名前もゾロゾロ
●本家より強烈「エリカ様」誕生

善意か偽善か「ランドセル」不足は本当か!
1000人の「タイガーマスク」旋風をいぶかしむ

【特別インタビュー】「池田勇太」レッドゾーンの告白
在米ゴルフジャーナリスト  舩越園子

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
オギノメ 猫の目/荻野目慶子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
セレブゴシップ天国ときどき地獄/関 陽子
気になる一手/中原 誠・青葉かおり
私の週間食卓日記/橋田壽賀子
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
黄泉から来た女/内田康夫
虚像/高杉 良
途方もなく霧は流れる/唯川 恵

黒い報告書/藤 水名子

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/インシデント/オーバーシーズ
▼マイオンリー 春風亭小朝
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 大森 望
▼エンターテインメント/スポーツ
▼スクリーン 北川れい子
▼テレビジョン/タウン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・おちょクリック!
・優越感具現化カタログ
・中年弁当男子
・一歩先行くもてなしの宿
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。